勉強中の音楽・スマホ・テレビ…「ながら勉強」の落とし穴とは?

こんにちは!NEXT札幌太平キャンパスの中澤です。

勉強するときは、音楽を聴きながら、スマホを横に置いて、テレビを見ながらなど…
お子さまの勉強の様子を見ていて、気になったことはありませんか?

家では勉強の時間だけ確保しているけど、集中できていなくて問題を解くのに時間がかかったり、勉強した内容が定着しておらず、テストになるとできないというお悩みを相談していただくこともあります。

こうしたときに、一度見直してみたいのが「ながら勉強」です。

一番注意したいのは「スマホ」

勉強で大切なのは、机に向かっていた時間ではありません。

問題を解いているときにスマホの通知が鳴ったとします。そうすると、一度勉強から意識が離れます。再び勉強に戻ったとしても、集中できる状態に戻るまでには時間がかかります。

また、通知が来るかもしれないと、気になってしまうものです。どんどん集中が途切れていきます。
1時間机に向かっていたとしても、その1時間ずっと問題に集中できていたとはいえません。

勉強が終わったらスマホを見ようと思っていても、机の上にスマホがあるだけで気になってしまいます。そのため、勉強するときには、使わないのではなく、目に入らない場所に置くという工夫が必要です。

実際に東北大学の研究では、近くにスマホがあり通知を気にしながら3時間勉強する場合、スマホが近くになく通知などを気にせずに集中して30分程度学習に取り組むのと同程度まで学習効果が大幅に低下することがわかっています。通知を気にしながらの勉強は、3時間の勉強の効果を約6分の1まで下げてしまうのです。

別の部屋に置く、保護者に預けるなど、通知を気にしなくていい環境、すぐに触れない環境をつくりましょう。

音楽を聴きながらの勉強は?

音楽を聴きながらのほうが集中できるというお子さまもいます。音楽を聴くこと自体が必ずしも悪いわけではありませんが、流す音楽には注意が必要です。意識が音楽に向きにくいものを選びましょう。

実際に、NEXTでは、教室で歌詞のない、耳馴染みのない曲をBGMとして流しています。理由は、完全な無音だと「近くの生徒に指導する声」「鉛筆の音」「咳」「椅子を引く音」のような突発的な音が目立ってしまったり、無音特有の緊張感が質問しづらい環境をつくってしまうことがあるためです。BGMを流すことで、これらをマスキングして、教室全体の音環境を一定にしています。

英単語を覚えたり、数学の難しい問題を考えたりするときに、音楽の歌詞やメロディーが気になってしまうことがあります。無音状態が気になる場合には、歌詞のないもので、自分の知らない無機質なBGMが良いでしょう。

ご家庭でできる対策

① 勉強中はスマホを手元に置かない

「スマホを触らないようにする」よりも、「そもそも手元に置かない」ことがおすすめです。

②長時間の「ながら勉強」よりも短時間の集中した勉強

今までの勉強スタイルを変えて、いきなりながら勉強なしで長時間集中し続けるのは、ハードルを感じるお子さまもいらっしゃると思いますので、まずは1時間だけこの時間は勉強だけに集中!と決めて取り組んでみましょう。

③ 音楽は無機質なBGMにする

無音状態が気になる場合は、歌詞がなく聞き覚えのないもの、意識が音楽に向きにくいものを選びましょう。

おわりに

ご自宅でも、お子さまが効果的に学習できる環境を整えていけるように、ぜひご家庭でも話し合う機会を作ってみてください。

NEXTでも、お子さま一人ひとりにあった学習習慣づくりをサポートしてまいりますので、お気軽にご相談ください!

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