NEXT代表・竹林が語る!子どもたちに絶対に見てほしい、大学という景色。

みなさん、こんにちは。
NEXT代表の竹林です。1月に共通テストが終わり、いよいよ高校生は二次試験直前!中学生もまもなく私立入試というタイミングで、入試本番シーズンを迎えています。

今日は、受験シーズン真っ只中ということで、「大学進学」について、私の考えをご紹介したいと思います。

大学進学はしたほうがいいの?

まず、大学に進学したほうがいいのか?それとも専門学校や高卒就職がいいのか?というよくある問いに答えたいと思います。
あくまで私見ですが、美容師、調理師などの職人を目指すのでなければ、基本的には大学に行って、大学という景色を見てきてほしいというのが私の考えです。

大学進学率は57.7%と、今年も過去最高を更新。
なんだ、まだ大学進学は6割弱じゃないか…うちの子はそんなに優秀じゃないし、早く働けばいいんじゃないか?とお考えの方もいらっしゃると思います。

しかし、教育の成果が出るのは、遥か先です。確かに直近では、大学進学ではなく専門学校や就職のほうが出ていくお金は少なくなるでしょう。しかし、それはあくまで目先の話です。

高卒・専門卒・大卒と就職する先を見れば明らか…私たちが知っているような会社の募集の多くは大卒者向けで、高卒・専門卒はあまり募集していません。
小さい会社であっても、魅力的な求人の多くは大卒者向けです。

さらに、子どもたちはこれから、AIと共存を求められる社会の中で生きていく必要があります。AIが得意なことは、どんどんAIに代替されていく…そんな時代の中では、覚えれば誰でもできる…という仕事の価値は薄れていってしまうでしょう。

大学の学びは、答えを暗記して再生する…というものではありません。得た知識をもとに、どうすればよいか?と考え練習する場です。専門学校のように、すぐ役に立つ勉強ではありませんが、反対に社会が変わって役に立たなくなる(=陳腐化)ということもありません。

先進各国は、先が見通せない時代だからこそ、大学での学びに期待しています。日本と馴染み深いアメリカや韓国の大学進学率は、日本よりも10ポイント以上高なっているのです。

これまであまり世界と自分たちの家計の関連性を意識してこなかったという人も、今回の円安による物価の高騰は、日本が経済的に世界の中で存在感を失いつつあるんだ…ということの実感を伴うものではないでしょうか?

いまは別に大学に行かなくても、すぐには困らないでしょうし、経済的な負担も抑えられるでしょう。しかし、あとになって、大学に行っていないことで就職の機会に制限があることや、生活水準の物足りなさに気づいたとしても、すぐにどうこうできるものではありません。(しかも、そうした機会損失をしていることに気づいていないことも多いのです。)

私の大学受験と就職活動

私は、東西南北のような立派なトップ高を卒業しているわけではありません。その次点グループの高校の卒業でした。それでも、周りは大学進学が当たり前…四大に行かない人は学年で数人ほどの学校でした。
私の親は高校中退で、大学受験もしたことがありません。だからこそ、子ども時代には口酸っぱく「勉強しなさい」ということを言われて育ちました。しかし、私の親には大学受験の知識はなく、大学に行くためにいつ、なにをすべきかもわかりません。


そんな中、私の友人たちは、大卒の親から様々なアドバイスを受け、教育サービスを受けて、大学合格を勝ち取って行きました。大学入試は、情報戦の側面もあります。得意な教科を活かして受験先を決めていくのです。しかし、それすらわからない私は、当初道内の国公立大学を目指すも途中で断念し、結果として道内の私立大学に進学しました。

別にそれほど有名な大学の出身ではありませんが、大学こそは頑張ろうと一生懸命取り組みました。最初は、教師になるつもりで、学部の授業を受けながら教員免許を取得しましたが、学部か経営学部というビジネス寄りの学部だったことや、教育実習と経験のためにと始めた就職活動の影響で公立学校の先生をしたいという気持ちはなくなってしまいました。

就職活動では、いくつか内定をいただきましたが、最終的に学校法人三幸学園という日本でも指折りの規模を誇る学校法人に就職を決めました。そこでは、東大・京大・早稲田…という名だたる名門大学の出身者が多数。そんな中ありがたいことに道内私大出身の私も採用していただきました。

私は、そこではじめて大卒の力を感じました。大卒者でなければ、ここには到達できなかったなと。魅力的な先輩や同僚・取引先との出会い、チャレンジングな仕事、安定した生活、仕事での評価…振り返れば大変恵まれていたと思います。

実際、大学のブランド力は、就活中にコンタクトできる企業のレベルとリンクしていましたから、もっと高校時代に努力していれば…という気持ちは今も変わりません。しかし、いまこうして私が独立して生きていけるほどの力をつけてもらったのも、その法人での仕事があったからです。

入試制度を理解し、うまく活かせば大学に行ける!

私は私の子どもたち、そしてNEXTの子どもたちに大学、そして海外の景色を見てもらいたいと強く思っています。大学入試は、制度改革によって入試制度を正しく理解し、うまく活かせば、自分の個性や能力を活かして大学に入学できるようになりました。うちの子は無理!と決めつけず、ぜひ私たちにご相談ください。必ず役に立つ情報をご提供します。

これからは、日本、北海道、札幌というフィールドの中だけではやっていけない時代が来ます。その時になって気づくのでは遅いのです。子どもたちだけでは気づけないことに、気づきを与えるのが教育です。


子どもたちのほしいものをあげることよりも、子どもたちがほしいものを自分でつかめるようにしてあげることのほうが、ずっと価値があるプレゼントです。私達も履歴書の最後の行まで責任を持って指導したいと考えています。ぜひNEXTの高校部で大学進学目指して頑張りましょう!

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