間違いを消さない!

こんにちは。札幌北キャンパス・キャンパスマネージャーの西田です!
今日は生徒さんたちの授業の様子を見て思ったことを書こうと思います!

消しゴム本当に必要ですか?

「いや、必要だよ!!!!!」と思った方がほとんどかと思います。

筆箱の中には常に鉛筆(シャープペンシル)・色ペン・消しゴム・定規・コンパス などなど…必ず備わっていますよね。実は海外では勉強の際に消しゴムを使わせない(ボールペンを使用させる)国もあるくらいなんです!(気になった方はぜひ調べてみてください!)

私、西田は、ここで!NO消しゴム勉強法を推奨します!!!!

学習効率が高まる!

ある生徒さんが、計算を解き終え、丸付けをしているときにどうしても答えが合わない…
そこで私に助けを求めてきました。

その生徒さんは最初の分配法則を使って展開する段階で符号ミスをしていたのです。
それを伝えると、生徒は符号の部分を消しゴムで消し、修正していました。
最初の段階で符号が間違っていたのですから、それ以降の式ももちろん間違っています。
それも一つずつ消しゴムで消して修正していきます。

符号だけ消すはずが周りの数字も消してしまいもう一回書き直すはめに……。

1問解き直しているだけなのに、明らかに時間がかかってしまっていました。
それなら、隣に新しい式を書くほうが早く終わりますよね!

思考の過程がわかる!

先程、NO消しゴム勉強法のメリットの1つとしてスピードの話をしましたが、実はまだあります。

間違った解答または途中式を消さないでいることで、生徒さんたちの思考の過程がわかるのです!

全て間違いは消しゴムで消して修正された完璧なノートももちろん素敵ですが、「どうして間違ったのか」「どこを理解できていないのか」「どこでつまづいたのか」が全くわかりません。

生徒さんの中には難なく問題を解くことができた子もいれば、何回も何回も直してようやく答えに辿り着いた子もいます。

正解なのか不正解なのか、それももちろん重要なのですが、その答えに辿り着くまでの過程が最も重要です。
間違ったあとに「どうして間違ったのか」「どこを理解できていないのか」「どこでつまづいたのか」を振り返ってしっかり考える癖をつけましょう!

消しゴムによって、子どもたちが書いた内容を初期化させないことで、教師は子どもたちの情報のすべてを把握できます。プロセスも含めて“思考の進化”が記録されることで、子どもたちの個性までもが筒抜けになるため、採点する教師としては的確な評価と指導が可能になります。

参考:https://toyokeizai.net/articles/-/178596?page=2

私たち講師は、生徒さんそれぞれの思考の過程が知りたいんです!一人ひとりの状況を分析し、改善に向けて戦略を立てていきますので、一緒に頑張りましょう!

あとがき

思い返すと、私も高校生の頃は、勉強するときに青ボールペンを愛用していました。
講師たちに聞いても、答えを消せないようにボールペン使ってた!という方が多かったです。

みなさんも是非、NO消しゴム勉強法を参考にしてみてくださいね!

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