リニューアル後、最初の定期テストはどうだった？

数学・英語に関しては、90点台の得点や1教科で50点以上得点を伸ばしたという報告もたくさんあり、この他にも多数、点数アップのご報告をいただいています。
私たちも、結果が出るまでは非常に不安でしたが、点数が上がった！とたくさんの生徒さんが笑顔で報告してくれているのを見て、リニューアルの効果を強く感じているところです。

春期講習からのリニューアルでは、講習で既習事項の総復習を行うのではなく、次の定期テスト範囲の先取り学習を行うようにカリキュラムを大きく見直しました。
その結果、テスト範囲を複数回、できるまで反復学習できるようになったんです。
以前も、テスト前には反復をしていましたが、単純に2〜3倍くらいの時間をかけられるようになったので、できるようになるまでじっくり取り組めたというのが大きいですね。

昨年の定期テスト範囲を参考に、定期テストの予想範囲を作成するのですが…
その予想範囲が終わった生徒さんから順に、クリアテストと呼ばれるテストに進み、改めて学習した内容を一人で解けるようになったかどうか、1単元ずつチェックしました。
チェックテストでまだ一人では解くことができないと判断したら、該当範囲を再指導し、合格できるまでテストを繰り返しました。

そうです！
新しい授業スタイルでは、理解できるまで教えるのはもちろんですが、自分でできるまで教えるというのをこれまで以上に大事にしています。
合格できてはじめて、基礎事項が定着したと判断し、そこから実践力を高めるための模擬問題・予想問題・過去問・学校ワークの指導を行うようにしました。
一人ひとりの学習状況を講師と学びコンサル（キャンパスマネージャー）が見ながら”戦略”を立て、それに基づいて、何の教材を使って仕上げていくのかを決めています。

その通りです！
一人ひとりの状況を見て、それぞれに合ったテスト対策を考えています。

理科・社会・国語に関しては、理社国マラソンという勉強会を開催し、対策を行いました。こうした科目で過去最高点だった！という生徒さんや99点という高得点を叩き出した生徒さんもいましたが、正直に申し上げて数学・英語と比べて物足りなさを感じた生徒さんもいらっしゃったと思います。
理科・社会・国語で高得点を取れている生徒さんは、それぞれのワークの取り組んだページ数が多い傾向があるように感じています。
（記事執筆時点で）まだ正式な点数が集まり切っていないのですが、高得点を取れていた人は理社国マラソンや自学での学習量が頭ひとつ抜けています。
今後は、より早い段階からワークへの取り組みを呼びかけていけるよう、早速テスト対策のフローを修正しました。

また、英語については、数学と比べてまだ伸びしろがあるように感じています。
数学は、時期ごとに扱う分野が決まっているので、テスト時期によってある程度学習する分野を狭く絞って学習できますが、英語はどの分野・どの単元の単語であっても、いつのテストでも使われる可能性があるため、やはり難しさがあります。
そんな中、英単語力は多くの生徒さんにとって課題になっているようです。
そこで、現在も授業の中で扱っている英単語の学習方法のさらなる改善にも取り組んでいきます。

中学生のみなさん、本当にお疲れ様でした！
次のテストも一緒に頑張りましょう！