昔取った杵柄

こんにちは!
学習塾NEXT札幌札苗キャンパスの小原です。
今回は、「ことわざ」についての実体験を!

昔取った杵柄(きねづか)

昔取った杵柄(きねづか)とは、若い頃に身につけた技能や腕前が衰えていないことを意味することわざです。

昔、餅つきは年に一度の大切な機会。一家の大黒柱が、その餅つきの腕前を披露する場でもありました。
いわば威厳がかかった大勝負です。
そんなときでも、その都度準備をしなくても、餅つきの経験は体に染み付いていて、年をとっても変わらずに発揮できるということから、餅をつく杵(きね)の取手を指す「杵柄(きねづか)」という言葉と使ったことわざが定着したと言われています。

なぜかできる

先日、私は家のピアノを売却しました。
長年家にあったピアノとさよならする前にと、昔々覚えた「ねこふんじゃった」を弾いてみました。
すると、ずっと弾いていなかったのに、普通に弾けるのですね!
ピアノで曲はそれしか弾けないので、小さいことずっとそればかり弾いていた結果、指が覚えてしまったようです。何も考えずに勝手に手が動きました。

繰り返して染み付く

学習塾のブログなので、勉強でいうと、漢字や計算もその類です。
自分の名前を漢字で書くときににいちいち考えて書いている人はいません。たぶんみなさん勝手に指が動いているはずです。
何回も何回も繰り返しているうちに、勝手に体が動いてしまうことは他にもあります。

私は小学生のころに野球をやっていました。
バットのスイングも、ボールの投げ方も、ショートバウンドの取り方も、コーチに「体で覚えなさい」と言われ、来る日も来る日も同じ練習をしました。
先日、草野球をする機会がありましたが、ショートバウンドの球には勝手にグローブが前に出ていくものです。

保護者のみなさんはそのような経験があると思います。

生徒のみなさんにも、いま杵柄を取ってほしい

「芸は身を助ける」ということわざもあります。
芸を身につけるのには、おそらく若ければ若い方がお得でしょう。
生徒のみなさんも、いつか役立つそのときに備えて、地道な反復作業で確かな力を身につけて欲しいです!

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