NEXT代表の竹林です。
今回は、成果につながるまでの努力について、考える機会にしたいと思います。
私は、前職で全国に71校もの学校を経営する大手の学校法人に勤めていました。全国の責任者を集めた会議の中で、役員がコップと洗面器を持ってきて、話を始めました。
コップと洗面器
洗面器の中にコップを立て、上からコップに向けて水を注ぎ続けます。
水はコップの中にはたまっていきますが、洗面器には水はたまりません。
ここで役員が話すのです。
「この水は、努力の量です。そして、洗面器にたまった水の量が、成果です。本人は一生懸命やっているつもりですが、しばらくの間は成果が出ない。だから、みんな水を注ぐことは無意味だと思って、水を注ぐのを止めてしまいます。でもどうでしょう?水を注ぎ続けないと、洗面器に水はたまらない。つまり、成果が出ないんです。」
そう言いながら、役員がずっと水をコップに注ぎ続けます。
すると、コップの水は溢れ出し、洗面器に水がたまっていきます。
一度溢れ出すと、そこから先は水を注げば注ぐほど成果になります。
閾値(いきち)を超えろ
「成果が出ないと思って止めないこと。大抵の人はコップの中に水がたまっている間に、成果が出るまでの停滞期の間に努力を止めてしまいます。しかし、大事なのはそれでも継続して、停滞期を突破することです。成長には閾値(いきち)があるということを知っているかどうか、それが成果を出す人かどうかの差です。」
閾値(いきち)というのは、ある状態や反応が引き起こされる境界となる数値や基準のことです。
その閾値を超えるまでは、変化がなく見えますが、閾値を超えると一気に変化するのです。
私はこの光景が強く印象に残っています。だからキツくても、成果が出なくでも、いまはまだ閾値を超えていないのだと思って継続することができるようになりました。
努力に停滞期があることを学び、継続できる力をつける
勉強も、仕事もおそらく同じではないでしょうか。子どもたちは勉強そのものだけでなく、勉強を通じて「努力しても成果が出るまでの停滞期があるのだ」ということを学ぶのです。成果が出ないからと諦めないでください。
できるだけ早く結果を出して、皆様に満足いただきたいと思い取り組んでいますが、すぐにお役に立てていない場合もあるかと思います。でも、その時間が閾値を超えるまでの時間だと信じて預けていただきたいのです。現場の責任者と一緒に、私や役員含め、全社一丸となってお子様の成長に貢献できるよう、全力で取り組んでいます。
閾値を超えるまで努力する大切さを、勉強を通じてお子様に学び取ってもらい、飯が食える大人に育てましょう。