【札苗中学校・中3】2023年度学年末テストを徹底分析!出題傾向と対策

NEXT札幌札苗キャンパスの小原です。
今日は、札幌市立札苗中学校、3年生の定期テスト分析をご紹介したいと思います!
2023年度の学年末テストを徹底分析!これを活かして、次回の定期テストで高得点をゲットしましょう!

国語

【総評】
和歌の作品名や成立時代なども加えて覚えておくとよいです。
学校のワークの内容ばかりで書き抜きなども多かったです。学校ワークは何周かしたいところです。
漢字や熟語、品詞などで36点分も出ました。漢字はしっかり書ける・読めるようにしておきましょう!

大問1 和歌の世界(小問数11 /難易度★★★☆☆)
和歌の作品名や成立年代を記号で選択する問題や文章中から書き抜きの問題が出題されました。
授業中に先生が大事だと言ったところ、授業ノートを見返して、ワークで何度か演習すると良いです。

大問2 初恋(小問数8/難易度★★☆☆☆)
島崎藤村の詩「初恋」を読んで答える問題です。
詩の単元で、詩の形式は頻出です。漢字指定で出ます!
言葉(単語)の意味を記号選択、傍線部がひかれている動詞の主語を書き抜く問題と、傍線部の内容を書き抜く問題が出題されています。
主語と動詞はどうつながっているのか、見極められるようにしておきましょう!
こちらも学校ワークの周回が必須です。

大問3 誰かの代わりに(小問数9/難易度★★☆☆☆)
説明文の長文問題です。入試と違うのは、長文を予習できる点です。
教科書を読み、文の内容をある程度頭に入れた状態でテストに臨みたいです。
問題形式は、書き抜き・記述で「60字以内の1文で書きなさい」という問題が出題されています。
はじめから諦めてしまう人が一定数いますが、もったいないです!
途中点をもらえますので、わからないなりに頑張って書いてみましょう。

大問4 漢字・熟語(小問数18/難易度★★☆☆☆)
短文の傍線部(単語)の品詞を記号で選んで答える問題、動詞の活用形を記号で選んで答える問題、漢字の読み、漢字の書き、四字熟語の意味、漢字の部首名を答える問題が出題されました。
練習が必要なところです。問題数が多いので、頑張りどころです!
学校の先生がここから出すと言ったら必ず時間を取って練習しましょう。

数学

【総評】
中心角と円周角を求める問題が30点ほど出題されました。難易度はそこまで高くないため、フォレスタで角度を求められるようにしておくことが大切です。
何題か難易度の高い問題が出題されるため、通知表で5を目標とする人は、テキストやワークでの応用問題演習をしっかりと行いましょう!

大問1 相似な図形(小問数7 /難易度★☆☆☆☆)
「平行線と相似の計算」「中点連結定理」「図形の体積比」から出題されました。
大問1と大問2は、今回のテスト範囲である「相似」「円」の基礎知識を問う難易度の低い問題です。
問題数、配点ともに比率が大きいですので、知識はきちんと押さえておかなくてはいけません!
ちなみに、小問数は全部で35問、配点は100点のうち、大問1と大問2で、小問数は11問、配点は33点です。
きちんと暗記し、テキストや学校ワークの確認問題や基本問題などで確認しましょう!

大問2 円(小問数4 /難易度★☆☆☆☆)
円の中心角と円周角を求める問題です。
中心角は円周角の2倍の大きさであること、直径の円周角は90°であることを覚えておけば解けます。

大問3 円(小問数2/難易度★☆☆☆☆)
円周角を求める問題です。
長さが同じ弧がつくる円周角は同じ角度であることと、弧の長さと円周角の大きさが比例することを覚えましょう!

大問4 角度の計算(小問数1 /難易度★★☆☆☆)
謎解きのように角度を求める問題です。
計算自体は基本的なものですが、いくつか他の角度を求めて最終的に求めたい角の角度を求めます。
三角形の内角の和が180°であること、対頂角が同じであることなど、いくつかの知識がすべて詰め込まれた1問です。

大問5 円周上にある4つの点(小問数1 /難易度★★☆☆☆)
「円周角の定理の逆」を理解できているかを問う問題です。
2点C、Dが直線ABについて同じ側にあるとき、∠ACB=∠ADBならば、4点A、B、C、Dは同じ円周上にある。
言葉だけで見てもよくわかりませんが、図で見るとすぐにわかります。
軽視しがちな知識ですが、定期テストでは出題されますので、テスト前にはきちんと覚えておきましょう!

大問6 円と相似(小問数5 /難易度★☆☆)
証明文の穴埋め形式の問題です。
円周角が等しいことを使い、円の内部の三角形の相似を証明します。
学校ワークによく出てきます!

大問7 円(小問数3 /難易度★☆☆)
大問2と似た問題で、円の内部の図形が少し複雑になっています。
補助線を引いたり、弧の長さの比で円周角を求めることが必要です。
練習が必要な問題ですので、学習塾NEXTの授業中にバツがついた問題の復習や学校ワークの周回で力をつけましょう!

大問8 相似な図形(小問数1/難易度★☆)
中点連結定理を利用した難問です。
難問ですが、パターン化された問題ではありますので、テキストやワークなどの応用問題で練習しましょう!

大問9 図形の体積比(小問数1/難易度★☆)
相似な立体の体積比の問題です。
単純な比ではなく、引き算して求める問題ですので、基本問題より1歩先ですが、難しい問題ではありません。
テキストや学校ワークには必ず出てくる問題です。

大問10 円(小問数3/難易度★☆)
円の接線の作図と、知識問題、証明の3問です。
おそらく正答率はやや低めかと予想されます。正解を取るには、腑に落ちるまで繰り返しの演習が必要です。

大問11 円(小問数3/難易度★)
弧の長さの比を求める問題です。
内接する正三角形と、円外の点で作られる図形から角度を求めて、角度の比で導きますが、自分で考える力が必要な問題です。
正三角形のひとつの角が60°だと思いついたらよいですが、初見で時間がない中で解くことができる人は多くはないでしょう。
たくさんの応用問題を解いた人が、テスト中にひらめくことができます!

大問12 中点連結定理(小問数2/難易度★)
四角形にたくさんの中点がある図形からの問題です。
ひとつひとつわかる部分に分けて考えることが大切です。
テキストに乗っている問題なので、難易度は中間にしましたが、難しいと感じる人は多いと思います。
授業での理解、問題演習、わからないところを質問、自分でできるか問題を解いて確認という、流れをきちんと行いましょう!

大問13 中点連結定理(小問数4/難易度★)
三角形が2つ重なった図形から、これも中点の問題です。
長さの比で、線分の長さを求めます。
よくテキストに出てくる図形ですので、授業をきちんと受けていればできます!

英語

【総評】
出題形式や配点は、前期とほぼ同じでした。
基礎的な知識があれば解ける問題が多いため、自分の使いやすいテキストの基本問題を何周かできれば理想です。
英単語の暗記はどんなテストでも共通して必須です。

大問1 リスニング(小問数5/難易度★★★★☆)
短文と質問のあとに、答えを絵から3択で選ぶ問題です。
大問2 リスニング(小問数5/難易度★★★★☆)
2人の会話の最後の質問に対する答えとして適切なものを3択から選ぶ問題です。
大問3 リスニング(小問数5/難易度★★★★☆)
留守番電話のメッセージが読まれ、まとめたメモの空欄を穴埋めする問題です。

塾で使うテキストでのリスニング対策はできませんので、教科書のQRコードを読み取り、シャドーイング(読んで聞いて、自分で言ってみる)することをおすすめします!

大問4 (小問数4/難易度★☆☆)
文章の一部の単語を選択する問題です。
受動態、関係代名詞、熟語、If節の理解を問う問題が4問で、それぞれ4択です。
文章中のキーワードにしっかりと気がつけるかがポイントです。
「by人があったら受動態だな」などと、日頃からキーワードを意識しる癖をつけると、長文読解でも役に立ちます!

大問5 (小問数4/難易度★☆☆)
整序問題(日本語の文章があって、使用する英単語が順序がバラバラで書かれていて、並び替えて正しい英文にする問題)です。
内容は、to不定詞と関係代名詞が混ざった文、to不定詞、形式主語(It is …for人~to動詞)、道を尋ねる文です。
to不定詞の単元ですので、テキストや学校ワークで対策できます。

大問6 (小問数8/難易度★☆☆)
英語の短文の一部の穴埋め問題です。4つの文でそれぞれ2語の穴埋めでした。
〜の仕方を知っている(know how to~)、生まれた(was born)という表現や、関係代名詞、熟語から出題されています。
熟語は学校ワークからの出題が多いので、いつも惜しいという人は、ワークでの勉強を多めにすると良いかもしれません。

大問7 (小問数5/難易度★)
2人の議論(会話)の文章に空欄がある、穴埋め問題です。
比較級の疑問文、熟語、接続詞などが答えとなります。
空欄の前後の意味を読み取り、どのような文であれば意味が通じるか読み取る力と、あう単語を書ける単語の力の両方が必要な問題です!
教科書の文章をよく読み、表現を覚え、自分で書けるようになることで対策ができます。
勉強法としては、教科書を読む→ワークで演習するというようになります。

大問8 (小問数3/難易度★)
絵が提示されていて、その内容を関係代名詞をつかって英文をつくる問題です。
英検3級の面接では、口頭で答える問題がありましたが、こちらの定期テストは筆記版の問題でした。

大問9 (小問数2/難易度★)
英文が提示されていて、「文のはじめにIf I had a lot of moneyをつけて」や「whoをもちいたほぼ同じ意味の文に」という書き換えの問題です。
仮定法と関係代名詞の内容です。
この問題は、特殊な練習は必要ありません。テキストやワークでの問題演習をしましょう!

大問10 (小問数2/難易度★☆)
英文の質問に対して、自分自身のことを英語で答える問題です。
この問題が出てきたときによく言うのは、「嘘でも良い!」です。
知っている単語でつくれる英文を書くことができれば英語のテストではOKです!

大問11 (小問数3/難易度★☆)
英文の質問に対して英文で答えを書く問題と、条件にあう英文をつくる問題です。
語数の指定がありますので、表現方法を知っていることが求められます。
授業で配られたプリントは要チェックです!

大問12 (小問数14/難易度★★★★)
英語のテストの最後は長文で締めくくられます。
今回の長文は、会話形式でした。
設問は、書き抜き・英作文・穴埋め・○×問題でした。
NEXTで使用しているテキストでは、単元ごとに長文形式の問題を演習できますので、対策しましょう!

おわりに

テストの分析を行った結果、ほとんどの問題がNEXTで採用している教材でカバーできていました。様々な問題パターンに触れることももちろん大切ですが、NEXT生のみなさんはお渡ししている教材を何度も自力で解けるようになるまで周回することが高得点の近道です!

NEXTでは、各学校・各学年の定期テスト分析をこのようにしっかり行い、次回の定期テストに向けて日々の指導に活かしています。ここで紹介していない学校・学年・教科については、NEXTのキャンパス内に掲示していますので、NEXTに通塾していない方もお気軽にお越しください!

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