こんにちは!札苗キャンパスの小原です。
おにぎりって美味しいですよね!老若男女に愛される食べ物だと思います。
老若男女といえば、数学の世界で小学生から高校生まで、ずっと出てくる三角形。
今回は、札苗キャンパスの生徒さんが考えた問題をもとに、三角形の問題を考えてみましょう!
三角形の面積を求める(小学生編)
算数・数学といえば公式。この公式に苦戦した方は結構な数いるはずです。
三角形の面積は、(底辺)✕(高さ)÷2で求めます。
まずは、なぜそのような公式になるのか考えてみましょう!
公式は、簡単にすぐ問題を解けるようにあるものですが、忘れてしまうのは意味がわかっていないからです。
四角形の面積は、(縦の長さ)✕(横の長さ)です。
四角形を斜めに半分に切ると、三角形になります。だから2で割ります。
四角形の縦・横のことを三角形では、底辺・高さといいます。
問題です。
底辺が3cm、高さが6cmの三角形の面積は何cm2でしょうか?
正解は、9cm2です。
式は、底辺3cm✕高さ6cm÷2です。
レベルアップ(中学生・方程式編)
中学生になると、どこかしらの長さが伏せられており、文字を使って表す必要があります。
では、問題です。
面積が18cm2の三角形があります。底辺は4cmです。高さは何cmでしょうか?
高さがわからないので、xcmとします。
(三角形の面積)=(底辺)✕(高さ)÷2に当てはめます。
18 = 4 ✕ X ÷ 2
2x = 18
x = 9
よって、高さは9cmとなりますね!
レベルアップ(中学生・比例反比例編)
あとひとつレベルをあげてみましょう。
三角形に奥行きをもたせます。そう!おにぎりの形です。
問題です。
底辺が2cm、高さが3cm、奥行きが2cmのおにぎりの体積は何cm3でしょうか?
体積は、(底面積) ✕ (高さ)で計算します。
この場合、三角形が底面積で、奥行きを高さとして考えます。
おにぎりの体積 = 2 ✕ 3 ÷ 2 ✕ 2
おにぎりの体積 = 6
よって、6cm3
さて、もう一問。
底辺も高さがわからなくて、奥行きが2cmのおにぎりの体積は何でしょうか?
底辺をx、高さをyとします。
おにぎりの体積 = x ✕ y ÷ 2 ✕ 2
おにぎりの体積 = xy
このようになります。
高さがしりたい!そんなときは、高さを主語にします。(数学的に言うと、式をyについて解きます)
y = おにぎりの体積 ÷ x
これは、反比例の式です!
おにぎりの体積を36cm2にしたい場合、底辺と高さは何cmにすればよいでしょうか?
おにぎりの体積 = xyですので、底辺と高さをかけて36になるような場合を考えます。
底辺が1cmだったら、高さは36cm。
底辺が6cmだったら、高さは6cmになりますね!
実はこのおにぎり問題、少し変えましたが、NEXTの生徒さんが考えた問題です。
学年を超えてつながる算数・数学
算数・数学は積み上げの教科と言われます。
同じような問題でも、ちゃんとレベルアップしているのがわかると思います。
そして、急に上のレベルの問題は解けないこともわかると思います。
小学校でそこまできちんと勉強していなくて、中1の1学期にEランク相当の評定だった私も、中学できちんと勉強して、中3の学年末は美術4以外オール5でなんとか間に合わせました…
でも、追いつくまでは正直大変でしたね…
小学校のうちから、やるべきことをちゃんとやって、基礎を身につけることがとても大切です!
NEXTでも小学生のときから通っている生徒さんの方がランクや得点が高いことが多いです。
はじめるのは早いほうが良いです!
さあ、集まれ!小学生!!