1日24時間という時間の長さは、お金持ちでも、そうでない人でも、みな平等に与えられるものです。
しかし、その時間の使い方は人によってまちまち…
1時間の中で、凄まじい集中力を見せてたくさんの勉強や仕事を進める人もいれば、1時間でそれしかできないの?という人もいますよね。
今日は、勉強ができる人、仕事ができる人になるために、意識すべきことを株式会社オンデーズ・田中修治さんの言葉を借りながら、考えてみたいと思います。
株式会社オンデーズ・田中修治さんとは?
株式会社オンデーズとは、世界で530以上の店舗を展開しているメガネチェーンを運営している会社です。
田中修治さんは、30歳という若さで当時14億円の負債を抱えるオンデーズの代表に就任し、業績をV字回復させました。厳しい経営状況を打開し、世界進出するまでに企業を成長させた実業家として、その名を知られるようになったのです。
北海道内でも数店舗あり、利用したことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
行動の3ステップ
田中さんは、行動には3つのレベルがあるとお話されています。
1つ目は「知っている」こと
2つ目は「できる」こと
3つ目は「やっている」こと
田中さんは、多くの人はやるべきことを知っているし、小さい頃から言われて続けていると話しています。
宿題をちゃんとやること。(与えられたこと、依頼されたことをやること)
復習をすること。
予習をすること。
朝早く起きること。
夜更かししないこと。
家にこもらず、外で遊ぶこと。(適度に運動をすること)
甘いものばかり食べないこと。(バランスのよい食事を取ること)
これらは、ちびまる子ちゃんの父・ヒロシが作品中でよく言っているようなことで、みんなが幼少期から言われ続けているようなレベルだと。
そして田中さんは続けます。
子どもにばかり言って、大人も仕事の復習をやっている?子どもに言うだけで自分はお酒飲んで、スマホいじってのんびりとかしていないか?と。
それでは、子どもたちが行動する訳ありませんよね。
子どもたちは、私たち大人の背中から学んでいるのですから。
知っているけど、できない。できるけど、やらない。
こうした基本的な生活習慣や学習習慣に関連するようなことは、誰しも頭では理解しているはずです。
でも、「知っている」のと、「できる」にはまた1つ壁があります。
なのに、多くの人が「知っている」で辞めてしまう。
「できる」まで、もう一歩踏み込まないで、その手前で止まってしまう人が多いのです。
習って、内容を知っていても、できないと意味がありませんよね。
自分で問題を解けてナンボです。
また、自分はそれ「できる!」なんて言っておきながら、やらない人も多いと田中さんは指摘しています。
まだ本気出していないだけ!ホントはやればできます!いまやっていないだけですよ!
なんていう人の多いこと…
これは勉強だけでなく、社会に出ても一緒です。
「できる」と「やっている」の間には、さらに分厚い壁があるのではないでしょうか?
知っていても、やらないと意味がありません。
どれだけ知識を蓄えても、行動しなければ変わらない。
行動をできるか?継続できるか?
ここが何より重要です。
田中さんは、成功している人は共通して「やっている」
成功していない人は、共通して「知っている」だけ、「できる」だけだと話しています。
成功と失敗を分けるのは、簡単そうなこと、地味な努力をコツコツちゃんと積み上げられるかどうか、ではないでしょうか?
さぁ、この記事を読んだあなたは、どのレベルまで行動しますか?