勉強量=時間✕質
みなさんこんにちは
栄キャンパスキャンパスマネージャーの遠田です。
よくこどもたちから「何時間勉強したら良いの?」という質問を受けます。
この質問がそもそもNGです。
勉強というものは、見出しにもなっているように、本来「時間✕質」で計算すべきです。
つまり、1日10時間机に向かっていたとしても、音楽を爆音でかけたり動画を見ながらぼーっと勉強しているようでは効果は低いことがわかりますよね。
私自身も、例えばブログでも書こうかなと思ったときに、テレビで甲子園が流れていたりすると
机には向かっていてパソコンの画面は見ているものの、甲子園の結果が気になって手が止まってしまうことがあります。(甲子園みながらの仕事は無理です!!!)
必要な勉強について
各学年、何を目指すかのゴールによって必要な分量は当然変わりますが、比較的スタンダードな量として取り組むべき分量をご紹介させていただきます。
小学校は、自分の学年✕10分が目安と言われています。
小学校1年生=10分
小学校2年生=20分
小学校3年生=30分
小学校4年生=40分
小学校5年生=50分
小学校6年生=60分
中学生は、1日2時間が目安とされています。
小学生について
小学生については、学校の勉強についていける分の学習ができていれば最低限問題はありません。
欲を言えば、小学校高学年のタイミングでは3ヶ月〜半年ほど先取りができることがベストといえます。小学6年生の後半には、中学生の先取り学習を進めておくと1学期定期テスト攻略に非常に役に立つからです。
さらに英語の単語については、小学6年生段階で700単語を理解できている必要があるため、日々の積み重ねが重要です。中学生になってから…と後回しにしてしまうと、大幅に難化した英語のカリキュラムに苦戦することになり、スタートダッシュに失敗してしまいます。余裕があるいまのうちに学習しておきましょう。
また、小学生で学ぶ漢字についても確実に読み書きできるようにしておきましょう。高校受験で出題される「書き」の問題は小学6年間の漢字から出題されます。
これを逆算すると、小学校を卒業するタイミングで上記の内容が学び終わるように学習することができれば勉強量は比較的十分といえるでしょう!
まずは学校のひとつひとつのテストをないがしろにせずに取り組むことが重要です!小さい目標に向かって日々頑張ることができれば大きな一歩を踏み出すことができます!
小学生の勉強はすべての基盤
小学生の勉強をおろそかにすると当然、将来学び直したい!と思ったときにその小学生の内容まで戻らなくてはなりません。中学生は忙しい。高校生も忙しい。
小学生の勉強に時間をかけて取り組むことができるのは、当然小学生の時です。
はやく取り組めば取り組むほど効果が高くなります。
まずは自分の学年の内容から。
今が小学生であれば、勉強をし始めるに遅いことはありません。
中学生になるまでに基盤をつくることができるように学習していきましょう。
何気ない小学校の小テストも、積み上げていくことが大切です!
コツコツがんばって行きましょう!