勉強は何時間必要?

勉強って、どれくらいしたらいいんでしょう?

こうした質問を、生徒さん、保護者の方からよくいただきます。
みんなどれくらい勉強しているのか、
なにか目安はあるのか?と気になっている方も多いのではないでしょうか?
今日は、先日あった教育関連のニュースから、勉強時間について考えてみたいと思います。

勉強時間の目安

よくいわれる勉強時間の目安には次のようなものがあります。

小学生:学年×10分
中学生:学年×1時間
高校1年生:2時間〜
高校2年生:3時間〜
高校3年生:5時間
※休日は倍量

ではここで、先日のとあるニュースをご紹介したいと思います。

【大学受験】1日どれほど勉強していた? 27.5%が「5時間以上していた」

https://trend-research.jp/18020/

この記事では、大学受験を控えた受験生の多くが、1日5時間以上の学習をしていることがわかります。
こうして見てみると、先ほどご紹介した勉強時間の目安には納得感がありますね。

家を建てるときは何から始める?

家を建てようと思ったら、どんな作業から取り掛かりますか?
とりあえず、材料を揃えて、片っ端から組み立てていくでしょうか?

そんなことはありませんよね?
最初にすることは、理想の家を考えて、設計図を引くことです。

失敗が許されないからこそ、事前に計画してから取り組むのです。
では、人生がかかった受験勉強ではどうでしょうか?
その取り組み次第で進路が、収入が、ライフスタイルが変わっていくという意味では、家を建てること以上に慎重であるべきではないでしょうか?

ゴールから逆算しよう

家を建てるという例から、勉強時間について考えてみましょう。

先程ご紹介したように、大学受験を控えた受験生の多くの学習時間は5時間以上です。
そうすると、高校生になったときに1日5時間は自学できる集中力が養われていることが目標になります。

突然大学受験の直前になって1日5時間勉強できるようにはなりません。(そしてもちろん、直前から勉強を始めたところで、期待する成果は得られません…。)
そうすると、少しずつ学習時間を伸ばしていけるように取り組む必要がありますよね。

私たちは、自学できる集中力を「勉強体力」と呼んでいます。
小学生〜中学生の時期は、学齢に合わせた勉強体力をしっかり身につけていくことが大切です。

自分だけでは、それだけの学習時間の中で何をどういったペースで取り組まなければならないのかわからなかったり、それを知っていても意志の弱さから継続できなかったりするものです。

先程のニュースのリンク先でも、76.4%が塾に通っていて大学受験に効果があったと回答しています。

子どもたちは、目の前のことは理解できても、遠い将来から逆算することはまだ苦手ですから、まさにここが私たち大人の出番です。

大学受験に関する情報など、皆さんに役立つ情報をこれからもご提供できればと思いますので、保護者の皆さまにもゴールから逆算して、子どもたちと向き合っていただければと思います。

最新情報をチェックしよう!
>もっと学ぶなら、がんばるみんなの学習塾「NEXT」へ

もっと学ぶなら、がんばるみんなの学習塾「NEXT」へ

がんばるみんなの学習塾「NEXT」は、がんばるみんなを応援する学習塾。
お手頃な料金と、とことん考え抜かれた指導システムで力をつけます。

CTR IMG