近年、「文章を読むのが苦手」「問題の意味を読み違えてしまうことが多い」といったお子さまが増えております。
今回は、“読解力の鍛え方”についてお伝えいたします。
「読む」と「読み解く」は大違い
まず前提として、文章をスラスラと「読む」ことができたとしても、そこで記されていることを正しく理解し、内容を把握できているとは限りません。
文章を「読み解く」とは、言葉の意味や働き、文法なども考慮して、文章の構造を正しく掴み、内容を理解することなのです。
読解力は国語だけに必要な力ではない
読解力というと、「国語の力」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。しかし実際には、数学の文章問題や英語、理科や社会など、すべての教科で必要になる力です。
問題文の意味を正しく理解できなければ、知識があっても答えにたどり着けないことがあります。そのため、読解力は“すべての学びの土台になる力”だと考えています。
読解力は小さなステップで伸ばしていく
ただ、「文章を読みなさい」と言われても、何をどう読めばよいのかわからないお子さまも少なくありません。
そこでNEXTでは、読解力を細かい要素に分け、段階的にトレーニングを行っています。
読解力というと曖昧ですが、次の6つの分野に分けることができます。
・主語と述語などの文節の関係を理解する「係り受け」
・「それ」など指示代名詞が何を指し示すのか内容を正しく理解する「指示語」
・2つの文の意味が同じか異なるかを見分ける「同義文」
・文の構造を理解し、これまでの知識と照らして文章の意味を理解する「推理・推論」
・文章、グラフや図形を読み取る「図表の読解」
・ものごとの定義を読み、それと合致する具体例を認識する「定義と具体例」
NEXTでは、これら一つひとつの力を一人ひとりの弱点に合わせて学習を進めていきます。
長文読解にもつながる力
基礎的な読解力が身についてくると、長い文章にも対応できるようになります。
文章同士の関係を考えたり、図や表と文章を結びつけたりしながら、それぞれの内容を整理して読む力が育っていきます。
最近の入試では、単に文章を読むだけではなく、複数の情報を整理して考える力が求められる問題も増えています。
だからこそ、基礎から段階的に読解力を育てていくことが大切です。
読解力がつくことで生まれる変化
読解力が身につくと、ただ問題文を理解しやすくなるだけではありません。
「何を聞かれているのか」が分かることで、自信につながり、勉強への苦手意識が減っていくお子さまも多くいます。
また、学校の授業理解や宿題への取り組み方にも変化が見られるようになります。
最後に
読解力は、短時間で簡単に身につくものではありません。
しかし、コツコツと小さな積み重ねを続けることで、確実に伸ばしていくことができます。
当塾では、お子さま一人ひとりの状況に合わせながら、基礎から丁寧に読解力を育てていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。