すべての基本は小学校の学習に有り!
みなさんこんにちは。栄キャンパスのキャンパスマネージャーの遠田です。
小学校で扱う内容は、どれも基本中の基本。
小学校で学び遅れると小学校の評定が悪くなってしまう。だけではなく、その後の中学校・高校の勉強もわからないままになり、授業を受けていても時間がもったいないだけになってしまう可能性もあります。
今回は教科別に、小学校でこれだけはやっておきたい!という内容をまとめてみました!
これだけは絶対やっておこう!〜国語編〜
まずは国語です。国語は漢字の読み書きは小学校6年間分全部できるようにしておきましょう!
ここで漢字の書きを頑張っておくと、なんと高校受験に出る漢字の書き問題を解くことができます!
※高校入試の漢字の書き取りは、実は中学段階ではなく、小学校段階の漢字で出題されています!
さらに、漢字が読み書きできないと、中学校に進学後教科書などで書いている説明がスムーズに読むことができず理解に時間がかかってしまう可能性もありますよね。
①できれば読み書き全部小学校で学ぶ内容の漢字については理解しておく!(高校受験にも役立つ!)
②最低でも読みだけはできるように!教科書を読んだり学ぶ時にも漢字は使う!
これだけは絶対やっておこう!〜算数編〜
次に算数です。中学校に進学したらすぐにマイナスの概念を習います。
正の数・負の数・文字式・1次方程式などの中学数学の内容も、実は小学校の四則演算が基本になっています。
小学校で学ぶ「足す・引く・掛ける・割る」はぜっっっっっっっったいにできるようにした状態で中学校に進学しましょう!四則演算ができない状態での中学校進学は、かなり苦しいです。
数学だけではなく、理科の質量パーセントの問題・濃度の問題・湿度の問題・密度の問題・地理の人口密度の問題など、あげればキリがないほど計算は使用します。
当然数学の授業では算数がわかっていることを前提に進められるため、分数と小数の掛け算・割り算ができていないと定期テストで得点をとることはかなり難しいと言えます。
小学校5年生の割合で苦戦した生徒さんもいるのではないでしょうか?
割合については中学校に進学した段階で応用問題として出題されます。
つまり中学校入学前に克服しておかないと、中学校の勉強+小学校の苦手だった単元という構図になってしまうのです。
小学校の算数は、数学の基本となるだけではなく、他の教科の基盤にもなります。
①小学校の内容で苦手があるだけで、中学校に進学すると学習に支障あり!
②最低でも四則演算は絶対にできるようにしておく
③今の自分の苦手は、未来の自分も苦手。克服するなら今!
これだけは絶対にやっておこう!〜英語編〜
最後に英語です!英語については、文法ではなく単語をきちんと習得してから中学校に進学することを勧めています!
かつての中学校1年生のテストのように簡単ではありません。アルファベットを覚えておけばOK!というような内容ではなく入学後すぐに、文法の指導に入ります!
しかも…小学校では600~700単語すでに学習した状態ということになっているのです。
以前の学習指導要領では英語は中学校から!のようなイメージがありましたが、もう全然違います。
小学生のうちにいかに単語力をつけておくか。これが重要になるのです。
できれば、読み書きできるとベストです!時間がある小学生のうちに単語力をつけておきましょう。
①小学校で学ぶ600単語〜700単語は読み書きできるようにしておく(ものすごくリードできます!)
②小学校で学ぶ単語を読める。意味がわかる状態にしておく。
③簡単な文法、自己紹介ができる。
①くらい小学生のうちに取り組んでおけば中学校進学後に英語を学ぶ基盤をつくることができているといえます!最低でも②くらいは意識して小学生のうちに基礎を学習しておきましょう!
何でも土台・根っこが重要なように、勉強の積み上げの土台・根っこは小学生の内容です!
小学校の内容だから…と甘く見ずに、ちゃんとできるようにしておきましょうね!