日本はもう、英語なしで生き抜ける強い国じゃない
日本は、非常に厳しい時代に突入していると思います。
少子高齢化が進み、いまの社会経済活動の規模を維持しようと思えば、外国人労働者の手を借りざるを得ません。最近では、ホテルやコンビニ、建設現場など、外国人労働者の方を見かける機会がとても増えましたよね…。
いまの子どもたちは、こうした外国人労働者の方と一緒に働く機会が必ずあります!
日本国内にいたとしても、英語を使う機会は今後ますます増えるでしょう。
世界中の人々が英語を話す中(ましてヨーロッパでは、自国の言語と英語を話す人はざらにいて、英語ができるだけでご飯が食べられる日本とは状況がまるで違います。)、いまの子どもたちにちゃんと英語教育をしないとご飯が食べていけません!
太平キャンパスの方は、私がいつも英語!英語!と話すので、ご存知かと思いますが、私が英語を激推しするのはこうした背景からです。
共働きでカバーする日本
ここ数十年、ヨーロッパの先進国や隣国・韓国、その他アジアの新興国も着々と力をつけて、収入はどんどん伸びていきました。ところが、日本は高度経済成長後もずっと横ばい…。
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そんな中、お隣の韓国は、早くから自国だけでなく、世界を視野に入れた経済づくりに取り組んできました。
その結果、スマートフォンや家電の分野でサムスンやLGが世界を席巻し、BTSなどの世界的なアイドルグループまで誕生していますよね。
気がつけば、TOEICという英語のテストの結果を各国と比較するとこの有様…
韓国とは990点満点で150点も差がついてしまいました。
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子どもたちに「教養」という武器を
新型のiPhoneをみんなで買っていた10年前…
いまでは、型落ちのiPhoneを買うのも大変…
気がつけば、スマートフォンの割賦契約も24ヶ月から36ヶ月に…
住宅ローンも返済期間35年間から返済期間40年間に…
32年ぶりの円安で、1ドルは150円代に…
気がつくと、ポツンと取り残されてしまって、先進国が集まるG7の中でも存在感に欠ける、”古豪”のような存在になってしまったように感じています。
いまの子どもたちが大人になったときには、まさに斜陽の最中にある日本にバックグラウンドを持つ人間として、どう生きていくかが試されるはずです。
私は、そのときのために子どもたちに、英語も含めた「教養」という武器を持たせてやりたいと強く思っています。
そして、物価の上昇だけでなく、女性の社会進出が進んだ社会情勢もあるかと思いますが、共働きの収入でカバーするというのが一般的になりました。悲しいことに、夫婦共働きでも、他の先進国だと一人分くらいの収入というケースもあるほどです。
副次的な結果として、私たちからは「可処分時間」が失われてしまいました。
可処分時間
「可処分所得」という言葉はご存知かと思います。
収入の中から、税金や社会保険料の支払いを除いた、自由に使える手取り収入のことです。
これを時間に置き換え、「自由に使える時間」という意味で使われるのが、この「可処分時間」という言葉の意味だそうです。
働く時間が増え、「可処分時間」が減ったいま、「時短」に代表されるように、時間を大切にしようという価値観が増えてきました。時間を大切にする=時間あたりの質を高めるということです。
私個人としては、ご利用いただく生徒のみなさん、保護者のみなさん、そして働くメンバーのみんなの時間当たりの質を高めるというのが、大きなテーマです。
この価値を最大化できるように、そして私が関わる生徒たちに絶対に将来苦労をさせないために、力を尽くしますので、引き続きよろしくお願いします!
この世で唯一、平等なもの
世の中には、いろんな格差があります。
ただ、その中で唯一平等なのが「時間」です。
お金がある人も、ない人も、
若い人も、年老いた人も、
誰でもみな、1日は24時間、1440分です。
みんな同じにもっているものだからこそ、言い訳できません!
私は、NEXTをご利用いただいているみなさん、支えてくれる家族、一緒に働いてくれるメンバーのために、少しでもうまく1440分を使いたいと思います。
生徒のみんなも1440分を大事に使っていこうね!