個別指導・大改革プロジェクト

NEXTの個別指導のあゆみ

NEXTの特徴といえば、「集団×個別のハイブリッド指導」です。
創業当初は、当時注目されはじめた「アクティブラーニング」という教育手法を目玉に開設した塾ですが、さらに一歩踏み込んだ強みを作るため、教務部長の遠田さんの発案でスタートしました。

一番はじめは「自習室」としてスタートしましたが、せっかく塾に来ているのだから、それぞれに合わせた指導を…
ということで、「個別指導」にリニューアル。
一人ひとりの理解度に合わせて学習ができるように、専用の教材を導入するなど、1つずつ改善を積み重ねてきました。

そして2021年春には、「スタディカルテ」を導入し、一人ひとりの理解度を可視化し、よりきめ細やかな指導ができる体制づくりを進めてきました。

2021年春には、1つ1つの単元の出来を、スタディカルテに記録して管理する仕組みを導入

個別指導の3つのタイプ

個別指導といっても、大きく分けて4つのタイプがあるのはご存知でしょうか?

1つは、マンツーマン指導
家庭教師などで採用される仕組みです。
一人ひとり、丁寧に見ることができるのがメリットですが、講師1人の人件費を生徒1人の月謝から賄う仕組みなので、どうしても高額になってしまいます。

そこで、主流になったのがグループ型個別指導です。
2人〜4人程度をグループにして、1人の講師が担当します。
問題演習をさせている間に、他の生徒について指導するというのを順に繰り返していきます。
生徒数人で1人の講師の人件費を賄うので、マンツーマン指導よりは安価に利用することができますが、それでも価格帯は高いほうです。
そのため、マンツーマン指導やグループ型の個別指導では、教科数や受講回数を絞って受講される方が多いですね。

個別の理解度に配慮した授業を、手頃な価格で利用したい…
そうしたニーズに応えるのが、自立型個別指導です。
NEXTの個別指導も、これに該当します。

講師はグループ個別指導よりも多くの人数を担当するので、専用の教材やシステム、運営ノウハウが必要ですが、採点や解説といった核になる部分を講師が担当することで、価格を抑えながら個別の理解度に配慮した運営が可能です。
先の2つよりも料金が抑えられるので、科目数を増やして受講することができます。

受験では5教科が必要ですし、最近は理科の難化傾向も続いていることから、幅広く対応できるこの形式は多くの方にとってマッチしやすいように思います。実際にこの形式で人気を博している塾も多く、自立型の個別指導塾が増えています。
自立型個別指導の中には生徒自身が採点するものもありますが、NEXTの個別指導では採点を講師が担当するので、より正確な学習状況・理解度の把握が可能です。

そして、最後がICT機器を使用した個別指導です。
最近は、業界の人手不足もあり、映像教材などICT機器を使用した個別指導もかなり増えてきました。
最新のAIを用いた効率的な学習ができるのが特徴ですが、講師の関わり方や教材の使い方がその成否のカギになるため、運営のノウハウが必要です。
NEXTでも一部のコースでは、ICT教材の力を借りながら効果的な学習ができるようカリキュラムを構成しています。

個別指導を強化する理由

いま、世間で大きな話題になっているのが「DX(デジタルトランスフォーメーション)」です。
簡単に言えば、デジタル化を進め、業務を効率化しようということです。
NEXTでも、「Comiru」というシステムを導入していますが、これも「DX」の1つです。

新しい技術やそれを使ったシステムを導入することで、これまで不可能だったことが可能になります。
今回のケースで言えば、「スタディーカルテ」の電子化です。
今後は、生徒・保護者が自分のスマホやタブレットから、学習の進捗が見られるようになります。

こう聞けば些細な変化に聞こえるかもしれませんが、私たちはとても大きな変化だと思っています。

各単元のテスト点数・受験回数・合格状況が見える化される


個別指導では、既習事項のつまずきを解消するのが主な目的です。
長期的には勉強の効果が出てきますが、現在の学習内容ではない単元まで戻して指導している場合もあるため、生徒さんは一生懸命に取り組んでいても、いますぐ結果に現れない場合があります。

できるようになるスピードに個人差があっても、まだ理解できていない箇所があってもテストはやってくる。
いまの内容を理解できるようにするため、前に戻して取り組んでいたとしても、テストはそこを評価してくれません。

私たちはそうした様子を何度も見てきました。
当然、点数は取らせてあげたい。でも、まだいますぐに点数を取れる状態にない。
点数が取れるまで頑張りましょう…といっても、その裏付けをはっきりさせるのは難しかったわけです。

今回の「スタディーカルテ」の電子化によって、
どの単元ができていて、どの単元ができていないのか。
いまどこを重点的に学習しているのか。
何度やり直しをして、どれくらいの点数を取れているか。

いつでも保護者、生徒のスマホから確認できるようになります。

できる部分・できない部分をオープンにすることで、
せっかく頑張っていても、点数が悪くて叱ってしまう→やる気をなくしてしまう
という悪循環を防ぐことができますし、勉強すべきポイントが明確になります。

勉強が苦手…という生徒さんの多くは勉強であまり褒められることがありません。
そこに、ぜひその日1日の頑張りを認める声掛けをプラスして欲しいのです。

学習の見える化が、子どもたちを変える。

運営方法を検討する上で、2ヶ月以上前から、あるクラスを対象にテスト運営を重ねて来ました。
テスト運営の中では、これまで4枚のプリントを解くので精一杯だった生徒が、わずか120分の間に20枚以上のプリントを解いたのです。

スタディカルテの電子化による学習履歴・進捗の見える化
合格点を取れるまで徹底する反復学習
製本されたワーク→プリント教材への変更

このちょっとしたことで、行動が大きく変わったのです。

コロナ禍前の個別指導の様子(現在はマスクを着用して指導しています。)

冬期講習期間からプレ実施!

NEXTでは、この冬期講習から新しい方式で運営を開始します。
プレ運営を重ね、生徒のみなさんも慣れた段階で正式開始とします。

その際改めて、保護者のみなさまには、進捗の確認の方法などご案内いたします。
新しい「個別指導」にぜひご期待ください!

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