勝負の7期目
2021年10月…
いよいよ会社として7期目を迎えました。
調べてみると、5年後の企業生存率は15.0%
（出典：日経ビジネス https://business.nikkei.com/atcl/report/15/280921/022200058/）
よく生き残ってきたものです。
草創期からNEXTをご利用いただいている皆さまには本当に感謝の想いでいっぱいです。
さて、先日7期の経営目標がまとまりました。
コロナ禍の長期化もあり、私たちにとって勝負の7期目です。
会社として必要最低限の利益は出せていますが、あくまで最低限…
いろいろな取引先から、やっていけてるの？と心配されることもしばしばです。（苦笑）
手頃な価格帯と良質な教育サービスの両立。
それでいて、職員も誇りを持って働ける環境を整えたい。
そのために、今日も考えることはいっぱいです。
私たちが7期でどのようなことに取り組もうとしているのか、今日はご紹介できる範囲で書いていこうと思います。
高校部の充実
驚かれるかもしれませんが、開業当時は高校部がありませんでした。
卒業した中学生が、
「高校生になっても続けたい」そう言ってくれたことがはじまりです。
高校部をつくることは、簡単そうに見えて実は非常に大変なことです。
なぜなら、それまで地域で共通して使われていた教科書も、学校ごとに違うのです。
人によって選択している科目も異なり、受験に使う教科も違う…
私たちからすれば、全く別物。
学校ごとに違う進度に対応すべく、いままでご提供してきた高校部では、「マンツーマン指導」を採用してきました。
マンツーマン指導でも、できるだけ小学部・中学部同様にリーズナブルに。
業界の中身を知っている人から見れば良心的な価格でも、お客様から見れば指導時間が減って、料金そのままの高校部には割高感があるのではないでしょうか。
高校は中学までと比較しても通塾時間がかかるようになり、より忙しくなります。
学習内容は難しくなるのに、学習時間が取れないというジレンマに陥るケースが多いのです。
あっという間に成績は下降線…
そうした卒業生を多く見てきました。
だからこそ、忙しい高校生・いままで以上にお金がかかる親のニーズに応えた高校部の開発に取り組みます。
現在は人數を限定してプレ開講中ですが、来春には本格的なサービス開始ができるよう内容を磨き上げていきますので、ぜひご期待ください。
トッピングができる塾
創業以来、私たちがこだわっているのは「子育て世代の負担を減らす」ことです。
競合調査を定期的に行い、価格と質を両立したリーズナブルな価格設定にこだわっています。
他社から転入するお客様や、上のお子様を他の塾に通わせていたお客様には、「最初からここにすればよかった…」と言っていただくことが本当に多いのです。
しかし、お手頃な料金を追いかけるあまり、手薄になっていたのがオプションの開発です。
学校の授業に対応した「本科」はもちろんですが、多くの学習塾では能力の凹凸に合わせてオプションの講座を受講することができます。
私たちの塾でも、ニーズに応じたオプション講座を準備し、ご希望に応じて受講いただける体制を整えていきます。
オプションをつけても、他より安い！というコース設計を目指し、子どもたちの能力をさらに伸ばせる塾を目指します。
「”令和”の子育て」を支える塾
先日、顧問税理士の担当者の方が、客観的に競合分析と弊社の経営分析を行ってくれました。
大変ありがたいことです。担当のKさん、本当にありがとうございます！
まとめていただいた膨大な資料の中に、気になる箇所がありました。
「親の共働きによる保護者間のコミュニケーションの希薄化」
「子どもの学習に関する相談先の不足感」
私たちが子どもだったときとの一番の違い…
それは、共働き世帯の数ではないでしょうか？
社会は便利なもので溢れています。
でも、それでは補いきれない、生活の変化やコミュニケーションの変質がそこにあるように思います。
「”令和”の子育て」にも、便利な時代なりの不便、困りごとがあるはず。
私たちは、Edtechを活用したコミュニケーションを強化し、学習の困りごとに寄り添う良き伴走者を目指します。
私たちの経営理念「子育て世代の負担を減らし、もっと楽しく子育てができる社会をつくる。」を実現すべく、
「”令和”の子育て」を支える塾づくりを進めます。
防災・防犯の強化
近年頻発する気象災害や、地震…
子どもたちを巻き込んだ事件・事故も数多く見受けられます。
大切なお子様をお預かりするサービスの事業者として、安心して預けられる体制、万が一のときにも対応できる体制をより一層強化していきます。
防災用品の購入や、災害時の対応の整理、不審者対策、急病人対応など、具体的な対策を進めていきます。
勝負の7期目、この他にもたくさんのチャレンジを予定しています。
さらなるレベルアップに向けて引き続き取り組んでまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
