効果的な勉強方法とNG勉強方法

こんにちは!北キャンパスマネージャーの西田です!
皆さんご記憶かもしれませんが、5月の記事では「リトリーバル学習」の特徴とその記憶定着効果について深堀りしました。

今回は、改めて効果的な勉強方法とよくあるNG勉強法についてまとめていますので、ぜひお子様の学習方法を見直す機会にしてみてください!

効果的な勉強方法とは?

リトリーバル学習

“Retrieval”=「取り戻す」
勉強した内容を、自分の頭から思い出そうとすることで、脳に適度な負担がかかり、記憶が長期化します。これはただ「読む」「書く」よりも何倍も効果的です。
・テスト形式(◯・✕がつく)の勉強をする
・時間を開けてもう一度する
この2つ以外の学習は、科学的にも効果が限定的とされています。
脳に負荷がかかる学習こそが、最も記憶に残る勉強法です。

間違いを味方にする「ハイパー修正効果」

「間違える=悪いこと」と思われがちですが、実は真逆です。
人は間違いに気づいた瞬間に強い印象が残り、その記憶が深く定着します。
これをハイパー修正効果と呼びます。
テスト直しや解き直しノートは、この効果を最大限に活かせる最高のツールです!
間違いを責めるよりも、「いいチャンスだったね!」と声をかけてあげることで、子どもたちは自分の成長を実感できます。

「自分を理解する力」=メタ認知

勉強が得意な人の特徴の一つに、自分の理解度を把握できるという点があります。
これは才能ではなく、メタ認知能力が高いからです。
メタ認知とは、自分の学びを客観的に見つめる力。
「どこまで理解できたか」「どこでつまずいたか」を自分で言語化できると、次の行動につながります。
おすすめは、1日の終りに「今日できたこと・できなかったこと」をノートに一言書くこと。この振り返り習慣こそ、メタ認知を育てる第一歩です!

休憩も学習の一部!

長時間やれば成果が出ると思いがちですが、脳の集中力には限界があります。
実は90分に1回の休憩が、最も効率的に学習効果を高めるタイミングとされています。
短い休憩で構いません!ストレッチをしたり、軽くお茶を飲んだりするだけで、脳はリセットされます。
「休憩=サボり」ではなく、「リスタートの準備時間」なのです!

NG勉強法

ノートをまとめるだけ・マーカーを引くだけ

「きれいに書く」ことが目的になってしまい、勉強している雰囲気はありますが、テスト形式ではないので、記憶には残りません。

線引き・キーワード丸暗記

教科書に線を引くだけ、キーワードを丸暗記するだけの勉強も、テスト形式ではないので、記憶には残りません。

読み直し

教科書を読み返すだけでは、脳が受け身状態のままです。こちらも、テスト形式ではないので、記憶には残りません。

最後に

改めていまの勉強方法が脳に負荷がかかるものになっているか点検をしてみましょう。もしかすると時間だけかかってしまい、効果が低いことをしているかも…。
リトリーバル+ハイパー修正+メタ認知
この3つを軸に、お子さまの勉強法を一緒に見直してみませんか?

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