こんにちは!NEXT札幌栄キャンパスの小澤です。
皆さんは、音楽を聴きながら勉強をしたことがありますか?
「集中できる」という意見もあれば、「気が散ってしまう」という意見もありますよね。
今回は、勉強に集中できる音楽と逆に集中できない音楽や、音楽を聴きながら勉強をするメリットについてお伝えします。
集中できる音楽
ズバリ!「歌えない曲」です。
具体的には…
• クラシックなど歌詞のない曲
• 口ずさめない洋楽
• YouTubeなどにある「勉強用BGM」
これらは脳の言語処理を邪魔しにくく、勉強に集中しやすくなります。
集中できない音楽
逆に集中力を妨げやすいのは…
• 歌えてしまう曲
• ノリの良い曲
• 初めて聴く曲
理由は、歌詞やリズム、新しい刺激に脳の注意が向いてしまうからです。
音楽を聴くべきではないタイミング
勉強内容によっては、曲の種類に関係なく音楽を聴かないほうが良い場合があります。
例えば…
• 語句や単語を暗記するとき
• 初めて解く計算問題
• 記述式の問題に取り組むとき
これらの学習では、ワーキングメモリー(短期記憶を使って情報を組み合わせる機能)を最大限使う必要があるため、音楽が負担になりやすいのです。
音楽を聴きながら勉強をするメリット
適切な曲とタイミングを選べば、音楽にはこんなメリットがあります。
1. 集中力アップ
音楽はセロトニンやオキシトシンなどを分泌し、集中力を高めてくれます。
2. リラックス効果
ドーパミンの分泌を促し、ストレスホルモン(コルチゾール)を抑えるため、心地よく勉強を続けられます。
3. モチベーション維持
好きな曲や前向きになれる曲を流すことで、やる気を引き出すことができます。
※ただし、毎回音楽を聴いて勉強してしまうと、「音楽がないと勉強できない」状態になりかねないので要注意です。
終わりに
音楽を聴きながらの勉強は、曲の選び方とタイミング次第で効果的にも、逆効果にもなります。
無音で学習することが苦手な方は、歌詞のない曲や慣れたBGMを活用しつつ、「聴く時」と「聴かない時」を上手に切り替えて、勉強の効率を高めてみましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次のトピックでお会いしましょう!