こんにちは!北キャンパスマネージャーの西田です!
今回は小学部で使用している、あいキャンという教材についてご紹介します!
あいキャンは小学部スタンダードコースで使用している教材で、構成が段階的・体系的になっており、理解→練習→テストという流れで進められます。
基礎をしっかり固めることの重要性などが以前のブログ記事でも触れられているので、ぜひご覧ください。
進級のしくみ
あいキャンは一冊のテキストを終えるとチェックテストを受ける仕組みになっています。このテストを終えたら次の級へと進級できます。つまり、ただ進めるだけでなく、きちんと理解が定着しているかを確認しながら進めるのが特徴です。
そして大切なのは、このテストの点数そのものではありません。たとえ点数が低くても、その後の解き直しで理解が深まり、内容がきちんと身についたと判断できれば進級できます。逆に、解き直しの段階で理解が不十分であれば、同じ級をもう一度やり直すこともあります。
生徒さんたちが本当にできるようになるまで何度でも指導を繰り返しています。理解が定着するまで丁寧に寄り添うことが、次の学習への自信とつながっていくのです。
進級できないときの理由と対処法
進級できない理由の多くは、本冊の内容がまだしっかり理解できていないことにあります。その場合は、間違えた問題を解き直し、解説を読み返して理解を深めることが大切です。進級テストは合格するまで何度も挑戦できますので、「一度で合格しなければならない」というプレッシャーを感じる必要はありません。大切なのは、できなかった部分をそのままにせず、きちんと解決してから次に進むことです。
もし進級に時間がかかっていると感じるときは、学習の「量」を増やすことが大きな助けになります。週に取り組むコマ数を増やしたり、自習を取り入れることで、学習のリズムが整い、自然とスピードも上がってきます。特に、現在の学年に見合った級まで到達していない場合は、コマ数を増やしてペースを上げることをおすすめしています。
私たちNEXTでは、最終的には中学校1年生の1学期の定期テスト範囲までを小学生のうちに予習しておくことを目標にしています。そうすることで、中学入学後の学習がとてもスムーズになり、自信を持って学校生活をスタートさせることができます。
よくある質問・保護者さまの声
保護者の方からは「家でどの程度フォローが必要ですか?」というご質問をよくいただきます。私たちは、ご家庭でお父さまやお母さまが無理にすべてご家庭で教える必要はないと考えています。むしろ大切なのは「一緒にそばにいること」です。たとえばお子さんがあいキャンに取り組んでいる横で、お母さま・お父さまはお仕事の作業を進めたり家計簿をつけたりするだけでも十分です。お子さんは「誰かがそばにいてくれる」ことで安心し、学習に集中しやすくなります。
また、お家であいキャンを進めるときは、お子さんがわかるところだけ取り組んで構いません。わからなかった部分は無理に取り組ませるのではなく、印をつけたり付箋を貼ったししておいてください。そのまま次の通塾日に持ってきていただければ、一緒に確認しながら指導します。ご家庭では「完璧にやらせること」よりも「やれるところをやること」が大切です。
まとめ
あいキャンで大切なのは、ただ早く進むことではなく、理解を定着させることです。進級を急ぎたくなる気持ちは自然ですが、焦って進んでもあとでつまずいてしまうことがあります。理解を確かめながら着実に進めていくことが、結果的には一番の近道です。あいキャンの学習を通して、基礎をしっかりと固め、中学以降の学びへとつなげていきましょう。