子どものやる気を削ぐ大人の声掛け。なぜ?の変わりに〇〇を使ってみよう!

こんにちは!NEXT札幌太平キャンパスの竹林です。

この前お正月だったかと思えば…もう2月…。
1年の12分の1がもう終わったのだと思うと驚きです…

すでにもう場違いというか、タイミング違いなテーマですが、私は今年2つの具体的な行動目標を立てました。1つ目は、Instagramをちゃんと使ってみること。そして2つ目は、コーチングについて学ぶことです。

札幌市内で一番「コーチング」を理解している教育者・親になれるように、今年1年は様々なコーチングに関する書籍を読み、実践していきたいと思っています。

私が「コーチング」の勉強を始めた理由

私がコーチングを改めて学びたいと思ったのは、子どもたちに変わるきっかけを作りたいと思ったからです。

ちなみに、「コーチング」とは、目標達成のために気付きを与え、主体的な行動を促す手法のことです。日頃、塾の中で勉強を教えていても、結局のところ本人のやる気という要素に大きく結果が左右されてしまいます。テスト前、塾の勉強だけでは足りなくて、やっぱり家で自分で取り組んでもらう時間も必要です。

しかし、それを保護者の方や、私をはじめ講師メンバーが指摘しても、指導しても、やる気が湧いてくる人もいれば、そうでない人もいますよね…。

そこで、コーチングを学ぶことで、私自身子どもたちにもっと有効な声掛けができると思いますし、保護者の皆様にもそのノウハウをお伝えすることで、もっと子育て環境の改善に役立てるのではないか?と思いました。

ということで、私の頭の中にだけ、コーチングのノウハウを蓄積していってももったいないですし、知識の整理や、より深い理解のためにも、このブログの場を借りて皆様にもご紹介していきたいと思います。

親や指導者は子どもよりも偉いのか?

ついつい子どもを自分の思い通りにコントロールしようと思うことはないでしょうか?私も二男一女の父ですが、正直言ってあります。つい大人たち(私も含め)は子どもたちを自分たちの都合のいいように動かしたがりますよね。

でも、親や先生は子どもよりも偉いわけではないし、偉くないわけでもありません。大人たちが正解を知っていて、子どもたちは正解を知らないとか、大人のほうが勝っているというものでもありません。結局、大人が大人の論理で子どもたちを無理に動かそうとしたところで、子どもたちのやる気フィルターによって行動に至らないという場面が多く見受けられるのではないでしょうか。

だから、コーチングでは、コーチとクライアントは同列。答えを与えるとか、教えてあげるなんて高尚なものじゃなくて、一緒に答えを考えるアプローチです。

子どもたちにコーチング的なノウハウを活用して関わってみようと思ったら、まずはコーチ側が優位だという考えを捨てること。コントロールしようという態度を捨てること。利害関係を超えた態度が前提です。

なぜ?の変わりに〇〇を使え!

私もついつい子どもたちに使ってしまうのが「なぜ?」です。
なぜ宿題をやってこなかったの?
なぜ言われた通りにやってみないの?
私含めて、大人が子どもを叱るときの大好物が「なぜ?」だと思います。

ところが、私は本を読んで大反省しました。

「なぜ?」という問いかけは、多くの場合失敗を責めるときに使われます。そして、言われた側は防御態勢へ移ってしまうそうです。一時的に責める側のストレスを発散してくれるものかもしれませんが、言われる側はその場の難を逃れることに精一杯で、別に本質的な改善できる訳でもないし、上下の関係ができあがるだけで目立った効果もありません。

そこで、コーチングでは、「なぜ?」の代わりに「なに?」を使うそうです。「何が具体的に目標達成の障害になったんですか?」と。そうすることで、言われた方も萎縮せずに原因を考えることができ、お互い冷静に問題の解決に向かって動きはじめることができるとか。

私たち大人は、いつまでも子どもたちのそばにいれるわけではありません。子どもたちは成長したら、自分たちで問題を乗り越えなければなりません。叱ったり、怒って動かすのでは、将来自分で動けるようになりませんよね。ぐっとこらえて、子どもたちのための関わり方を学び、実践できるカッコいい大人になりましょう!実は大人ある私たちが試されています。

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