※本記事は社内向けの記事ですが、外部にも公開しております。
NEXTの教室を見渡すと、2種類のイスがあります。
さて、みなさんはこのイスの意味を覚えていますか?
1つは、「ペアレントチェア」
もう1つは、「ファミリーチェア」です。
ペアレントチェアとは?
そこに座っている人を「生徒の保護者」だと思って行動しましょう、という象徴です。
私たちの仕事は、お金を払っていただく方と利用する方が別れている、少し変わったビジネスモデルです。
世の中の多くの仕事は、お金を払う人=利用する人ですが、学習塾はそうではありません。
また、サービスの対象が自分よりも年下であることも特殊です。
気がつくと、子どもだから…と距離感が崩れていったり、整理整頓や美化の意識が薄れてしまったり…サービス業の本質から離れていくケースがあります。
保護者の前でも、いまと同じような言動ができるのか?という戒めとして、NEXTではペアレントチェアを置いています。
毎日が保護者参観のつもりで、指導・業務にあたりましょう。
ファミリーチェアとは?
そこに座っている人を「自分の子ども(家族)」だと思って行動しましょう、という象徴です。
自分たちさえよければいいという独りよがりなサービスになっていないか?
お客様の役に立つ、誠実なビジネスができているか?
この質問は言い換えれば、「自分の家族に勧められるか」ということです。
自分の家族に勧められないのに、他の人に勧めているのは不誠実ですよね。
自分の家族にも、知り合いにも、この塾いいよ!と自信をもって言える運営体制をつくりましょう。
学習塾はサービス業
日頃の業務の中で、私たちは「先生」と呼ばれることに慣れてしまっています。
しかしながら、私たちの本質は、教育・学習サービスを提供して対価を受け取るサービス業です。
そんな偉そうなものではありません。
よれよれの服装で仕事をする、整理整頓や美化意識に欠ける環境でお客様をお迎えする、というのではいけませんし、子どもたちとただ楽しく話したり、勉強を教えればいいというものではありません。
私たちはビジネスとしてこの仕事をしているということを忘れてはいけません。
このブログを書いていた日も、使った教材が乱雑に戻っていたり、生徒さんが使ったファイルが乱れていたり、机の上が汚れていたりしたままの状態で、私が整理しました。
でも、これって、別に私だけの仕事ではありませんよね。
責任者でなくてもできることがあるし、トップでなくてもできることがあります。
それぞれが、先に紹介したような、保護者の方や自分の家族にも自信をもっていつでも見せることができる環境をつくることができているか、ぜひ確認してみてください。