これまでも事あるごとにお伝えしているように、2020年の教育改革で英語教育は大幅強化されました。
これまでのカリキュラムの中でも、英語は過去最難のカリキュラムだと言われています。
私たちNEXTも、様々な勉強会・研修会に参加したり、教材・教育サービスの取引先との情報交換をしていますが、その中でも日本中の中学生が新しい英語カリキュラムに苦戦している様子が何度も報告されています。
英単語数は、親世代の◯倍！
例えば、英単語数…
https://public0.potaufeu.asahi.com/29f5-p/picture/26287685/63b64f9bc4a95bfa9a3e92c2781c5056.jpg
これまでは中学卒業までに必要とされる英単語数は1,200語でした。
ところが新しいカリキュラムでは、小学校で700語、中学校で1,800語の習得が求められます。
中学卒業までに必要な英単語数はなんと2,500語。
倍増していることがお分かりいただけると思います。
私たち親世代が勉強していた頃は、1,000語程度でしたからおよそ2.5倍！
自分の子どもたちがうまく習得できていないとき、頭ごなしに叱らないでください！
現代の子どもたちは、私たち親世代よりも学習内容が圧倒的に多いんです。
親世代が苦戦したあの文法も…いまでは中学英語！
さらには、文法事項も大幅に増えています。
https://englishnotes.jp/wp-content/uploads/2021/07/singakusyu4.png
いままでは高校で扱ってきた「現在完了進行形」「原形不定詞」「仮定法」が中学校の内容に変更され、高校では文法よりもリーディングやリスニングなど、より実践的な学習内容になりました。
「現在完了（継続用法）」と「現在完了進行形」の使い分け、説明できますか？
「原型不定詞」と「不定詞」の使い分け、説明できますか？
「仮定法」がどんなものだったか、説明できますか？
私たちが高校生のときに苦戦したこれらの文法項目も、いまでは中学英語です。
お子様たちがどれだけ難しいカリキュラムで英語を勉強しているのか、お分かりいただけましたでしょうか？
英語の難化にどう対応する？
では、大幅難化した中学英語にどのように対応すればよいのでしょうか？
それは、小学校段階の英語学習にかかっています。
中学に入ってから、英語の学習を…と言っても、小学校段階で700語の英単語の習得状況にはバラツキがあるんです。
小学校によって、英語への力の入れ具合も様々…
その結果、中学に入ったときにはすでに遅れができているケースもよく見ます。
ぜひ小学5年生・6年生の方は、「英語」の受講をご検討ください。
NEXTでは、まず知っている語彙を増やし、語彙がある程度溜まった段階で文法の先取り学習を始めています。
英語をはじめ、語学の基礎は「語彙」です。
知っている単語が少ないと、文法以前に伝えたいことが表現できません。
文法を知っていても、語彙が分からなければ、虫食い状態で英文を読んでいるのと同じことです。
中学に入ってからでは、部活や慣れない学校生活で忙しいですよ…
忙しく見えていても、小学5・6年生のいまが大チャンス！
この先、これほどゆっくり英語を学習できる時期はありません。
小学校段階での英単語700語の習得、そして英文法の先取りが、中学のスタートダッシュを実現します！
やっぱり英語ができるとカッコいい！
英語の勉強は大変になりましたが、それだけ実践的な英語を身につけるチャンスが増えたことも意味しています。
私は、先日のイングリッシュ・キャンプの際に運営メンバーとして外国人留学生と1日中英語でやり取りする機会がありましたが、彼らの英語は早いし、発音が繋がっているし、自分の英語力はまだまだ拙いし…
でも、一方で英語がちゃんと伝わることも体験できました。
英語ができれば、狭い日本に限らず、世界中が活躍のフィールドになります。
コミュニケーションを取れる相手も世界中に広がります。
まさに、それを1日中体験した私から言えるのは、「英語は、絶対に話せるようになったほうがいい！」ということ。
これから日本は、少子高齢化や、労働力不足に直面し、ますます外国人の方とやり取りをする機会が必ず増えます。そもそも、日本の中で仕事をしていて、飯が食えるとは限りません…。
ぜひ、みなさんも一緒に、英語の学習を頑張りましょう！
