私は非常に怒っています…
皆さんご存知でしょうか？最近、学習塾講師のセクハラや性犯罪の事件が相次いでいることを…。
同じ業界に属する企業、同じ職種であることが恥ずかしくなります。
こんなことを繰り返していたら、「学習塾」で働く人ってちょっと危ない人なんじゃないか…？
なんてことにもなりかねません。
まして、子どもたちを守り、育む立場にある私たちが、子どもたちに一生モノの傷を負わせてしまうことなんて、絶対にあってはいけないことです。
私にも娘がいますが、親目線でも、学習塾経営者目線でも、非常に腹立たしいニュースが連日続いています。
そんな中、一筋の光が…
「日本版DBS」 学習塾などに認定制度設ける方向で法案策定へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230824/k10014172281000.html
こちらは、私たちの会社も所属している、公益社団法人 全国学習塾協会も積極的に働きかけを行い、ようやく実現に至ろうとしています。
学校はもちろんのこと、任意ですが学習塾やスイミングスクールなどの民間教育企業についても、採用候補者の性犯罪歴を照会することができるようになるとされています。
これで、子どもたちを性犯罪から守ることができます。
ニュースでご存知の方もいらっしゃると思いますが、危なく学校だけに対象が絞られ、民間教育事業者が対象から除かれるところでした…（まだ法案が可決するまでは不安ですが…）
学校で不祥事を起こした先生が、民間教育事業者に流れることは実はよくあるケースです。
民間事業者も、その背景を知らずに採用しているケースや、その後問題に発展してしまうケースもあるため、このような取り組みでは、民間事業者も一緒になって運用に関わる必要があります。
※私も、教務部長の遠田も元々学校教員ですが、決してそのようなことはありませんので、ご安心ください！（笑）将来一緒に、理想の学校を作ろう！と一念発起して創業しております！
実際、塾ってかなりの数ありますよね…
1教室に数名程しか生徒がいないという塾もありますし、数百人集めてしまうマンモス塾もあります。
規模に関係なく、いい塾もたくさんあるんですが…
それと同じように、しょうもない塾もあります。
子どもたちや保護者の方のことを思うと、なくなったほうがいいと思うようなところも…
※私も、NEXTがそう言われないよう、日々努力しているつもりです…
もちろん、保護者の方からすれば、適正な品質で安い塾が望まれると思います。
しかし、業界団体が定めるガイドライン、労働法規や各省庁からの要請・指示の遵守した適切な運営をし、しっかり質を担保しようと思うとどうしてもお金がかかってしまうのも事実です。
私は、以前はとにかくお手頃に！通いやすい塾を！と思っていましたが、適正品質・適正料金が子どもたちや保護者の方に安心して通っていただける環境をつくるためには必要だと思うようになりましたし、結果それがお客様・生徒のみなさん・従業員・取引先様など、関わるみんなの幸せにつながると信じています。
NEXTは、日本版DBSの運用がスタートしたら、条件を満たせば、できる限り早期に導入・参加できるように準備をしていく予定です。
たくさんの塾がありますが、しょうもない塾の耳障りのよい情報に反応するのではなく、一生懸命生徒のみんなのこと、ご家族の子育てのことを考えているいい塾を選んでほしいなと思います。
事業者はいい塾をつくり、消費者はいい塾を選ぶこと。
それが、この業界からしょうもない塾を退場させ、余計な教育費の負担を減らし、子どもたちが触れる教育の質を高めることに繋がるはずです。
