この機械は、6,000万円のお金を合法的に産み出すことができる機械です。
ただし、高額な上、操作にコツが必要です。
操作を覚えるまでに数年かかり、その操作を覚えるための研修を受けるのにおよそ450万円かかり、機械を動かす燃料代・電気代は200〜500万円程度かかります。
さて、こんな機械があったら、みなさんは購入しますか?
お金製造機の正体
怪しい書き出しで始めてしまいましたが、このお金製造機、実在するのです…
実は、これ「大学」のこと。
大学卒業と高校卒業のフルタイム労働者を比較した場合、生涯年収で男性で6,000万円、女性で9,000万円もの差があるとされています。
マイホーム、高級車を買っても、まだお釣りが来ます…
これだけのお金、子どもたちにプレゼントしたくありませんか?
日本では、2022年には実に6割近くの方がこのお金製造機を購入したことになります。
お金だけじゃない、大卒の価値
ですが、このお金製造機、やっぱり購入するまでにも勇気がいりますよね…
大手塾を利用した場合、中学時代の塾代で150万円
また、大手予備校を利用した場合、年間で100万円
加えて、国公立大学では200万円以上、私立大学ではおよそ400万円が必要です。
※これが、冒頭の例でいうところの研修費、燃料・電気代です。
これだけの出費は流石に勇気がいる投資です。
ですが、6,000万円というリターンも大変魅力的ではないでしょうか?
高卒労働者の多くはブルーカラーが多く、肉体労働が多い傾向にあります。
また、労働条件面では大卒労働者と比べて劣ることが多く、定着率が低いことにも注意が必要です。
一方、大卒労働者の多くはホワイトカラー、いわゆる知識労働が多い傾向にあり、高卒労働者と比べると魅力的な条件で働いていることが多いです。
ちなみに大手求人サイト、「リクナビ」(リクルート社)では、2023年5月27日時点で20536社の求人が掲載されていますが、大卒を条件から外すと11,587件までおよそ半減してしまいます…
これが現実…。
様々な要素を比べてみて、大学進学はそれほど考えていない…という方にも、一度は大学進学を考えてみて欲しい!
というのが、私の考えです。
おわりに
お掃除ロボットのルンバを使いはじめた人が、もうこれは手放せない!というように(私は使ったことがないのですが、密かに憧れています…)
「大卒」もそのメリットを享受している人にすれば、当然欠かすことができないものです。
ご不安やお悩みがあれば、各キャンパスの学びコンサルがサポートしますので、お気軽にご相談ください。
「お金製造機」のお話から、進学・勉強のメリットについて改めて考えてみていただければと思います。