夏期講習が終わり、通常授業がスタートしました。今回は、今後のNEXTの取り組みについて、その方向性をお伝えしたいと思います。
コロナ禍と教育改革がもたらす変化
2019年の年末に中国で新型肺炎が流行…というニュースから、あっという間に私たちの生活は変わってしまいました。マスク着用がマナーになり、施設に出入りするときの消毒も当たり前になりました。
そんな生活の変化は、当然子どもたちの学びの場にも大きな影響を与えています。
コロナ禍は、子どもたちから身近な楽しみを奪うだけでなく、休校や学級閉鎖、外出自粛などでの学業面での不利益も与えているのです。
そんな中、すでに予定されていた教育改革が行われ、新学習指導要領の開始に伴う学習内容の高度化や新入試制度の導入は、さらに子どもたちに負担を強いるものになってしまっています。
学習内容の高度化や新入試は、ただでさえ「差」をつくるものです。しかし、それにコロナ禍が組み合わさることで、より子どもたちの間で「差」が広がってしまっている現状があります。
そこで、今後のNEXTでは、「一人ひとり異なるニーズに応える塾づくり」をテーマに取り組んでいきたいと考えています。
変化に適応してきた歴史
私自身、NEXTのよいところを挙げるならば、「目の前の子どもたちに合わせて絶えずアップデートする」ことだと思っています。
草創期をver. 1.0だとすれば、Comiruの導入で、集団指導では珍しいタイムリーな指導報告書の配信などコミュニケーション強化を進めたver. 2.0、Nトレを導入し、一人ひとりの理解度をカルテ管理するver. 3.0と、これまで大きなアップデートを2回経験してきました。もちろん、これ以外にも細かなアップデートを何度も実施しています。
スマートフォンが、その使われ方に合わせて定期的にアップデートされるように、NEXTも日々アップデートしながら、私達が考える最良のサービスをタイムリーに提供できるようにしています。
来春、ネクストはver. 4.0へ
現状のver. 3.0で非常にいいものができたという自負はあるのですが、最初に話題に挙げたような個別最適化という面では、現状の仕組みだとどうしても解決が難しい課題があるのも事実です。
集団指導と個別指導のハイブリッド式を採用しているため、どうしても時間割が固定になってしまい、他の習い事と両立できないというお声や、高校部でももっと遅い時間帯のほうが参加しやすいというお声もいただいています。
また、ver. 3.0で導入したNトレは、学習面でも大きな成果を挙げていて、これまでにない伸び幅も達成しており、先述のような一人ひとりの理解度の差を埋めるためにも、さらに個別最適化を進めた内容がよいのではないか?という声が内部でも多くあがっている現状もあります。
こうした課題を解決し、さらによい教育サービスを提供するため、NEXTはver. 4.0として、より個別最適化に重点を置いた指導システムの再構築を進めていきます。
来春の大型アップデートに向けて、一丸となって準備を進めていきます!
都度、進捗をこちらでお知らせしていきますので、お楽しみに!