こんにちは!NEXT札幌太平キャンパスの中澤です。
今回は、近年増えている推薦での入試と、ランクを上げる重要性についてご紹介いたします!
推薦入試が増えているって本当?
実際の推薦合格者数をご紹介いたします。
- 令和5年度4970人
- 令和6年度5299人
- 令和7年度5478人
直近3年間でみても、推薦合格者数は500人以上増えています。
令和7年度は、総合格者数24,756人に対し推薦合格者数5478人なので、合格者数の22%以上に及びます。
内申点や面接で評価される推薦入試が、以前よりも選択肢に入りやすくなっています!
推薦入試ってどういう制度?
2022年までは、中学校長の推薦が必要でしたが、2023年からは自己推薦になりました。
一般入試よりも1〜2か月早く合否が決まる上、万一不合格でも一般入試にチャレンジできることから、積極的に利用したいところです。
推薦の評価基準としてよく見られるのは
- 内申点(いわゆるランク)
- 面接
- 志望理由書の内容
- 出席日数や生活態度
ランクが1番重要ですが、それだけではなく、学校生活への取り組み方が合否に関係するのが推薦です!
ランクを上げる重要性!
推薦を狙う場合、何より大切なのは ランク
令和7年度の市立藻岩高校の推薦合格者では、Dランク以下の合格者がいませんでした。
※一般入試ではその限りではありません。
特に、以下のような理由から、今の時期から“ランクを1つでも上げておく”ことが大きな差になります。
- 高校によって推薦の合格条件に「◯ランク以上」など決めている可能性がある
- 推薦が通らなくても、ランクを上げるのは一般入試でも有利
- ランクが高いほど、面接での印象もポジティブになりやすい
ランク以外の推薦基準とは
スクールポリシーとは、学校が生徒に求める人物像のことです。
このポリシーに当てはまらなければ推薦合格を狙っても、不合格になる可能性が高いです。
スクールポリシーの例をご紹介いたします。
札幌国際情報高等学校
次のすべてを満たす生徒
- 礼儀正しく、自他の価値を認め、互いに協力し合う生徒
- スポーツや芸術・文化、生徒会活動等で活躍し、入学後もそれらの活動に積極的に取り組む生徒
- 旺盛な知的探究心をもち、大学への進学等の希望をもつ生徒
スポーツや芸術・文化、生徒会活動という記載は、部活動に入っているかどうかを見られています。つまり、部活動に入っていない生徒が推薦合格を目指しても、不合格になってしまう可能性が高いです。 スクールポリシーもよく確認してみましょう。
札幌東陵高等学校
次のいずれかを満たす生徒
- 基礎的な学力を有し、自ら考え、地域の課題の解決に向けた高い進路目標を持ち、主体的・協働的に学び続ける生徒
- 基本的な社会性を身に付け、生徒会活動やスポーツ、文化・芸術、社会貢献活動等に積極的に取り組み、個性を伸ばそうとする生徒
札幌東陵高等学校の場合は、次のいずれかを満たす生徒と記載されています。
基礎的な学力(ランク)などが学校が求めるボーダーを超えていれば、部活に入っていなくても条件が満たされます。
最後に
推薦入試で高校に合格するチャンスは以前より広がりました。
ですが、そのチャンスをつかむには、目標に向かって努力することが大切。
NEXTでは、目標達成に向けて、今なにをすべきかを一緒に考え、学習面・生活面の両方からしっかりサポートしていきます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!