こんにちは!NEXT札幌太平キャンパスの中澤です
今回はセルフエフィカシーについてご紹介いたします!
今回のテーマ
「うちの子、もっと自信を持ってくれたら…」そんなふうに感じたことはありませんか?
学力と同じくらい大切なのが「自分はできる」と信じる力、セルフエフィカシー(自己効力感)です。
今回は、このセルフエフィカシーについてご紹介いたします!
セルフエフィカシーってなに?
セルフエフィカシーとは、心理学者バンデューラが提唱した概念で、目標に対して“自分にはこれを達成させる能力がある!”と自分の能力を信じる自信のことです。
未来の達成保証がない目標への自信なので、”根拠のない自信”です。
ですが、失敗を恐れずに挑戦する土台になります。
特に小学生・中学生のうちは、根拠のない自信でも「なんとなくできそう」と思えることはとても大切であり、進学後や就職後に待ち受ける課題を打破する力にも影響します。
なぜ、セルフエフィカシーが必要?
セルフエフィカシーは、学校教育の中ではなかなか育ちにくいと言われています。
学校では、点数や偏差値といった「結果」で評価される場面が多く、努力の過程や個々の小さな進歩には、目が届きにくいのが現実です。
そのため、「がんばったけど点が取れなかった」子は、「自分はダメなんだ」と感じてしまうことも少なくありません。
しかし私たちが目指したいのは、「結果はまだ出ていなくても、自分は成長している」と信じられる、自己効力感です。
セルフエフィカシーはこうして育つ
セルフエフィカシーは、以下のような他者との関わりがきっかけで育まれます。
- 小さな成功を実感させる
- 努力や工夫を認める
- 信頼の言葉をかける
- 周りの成功体験を共有する
これらは、小さな声かけや体験の積み重ねです。
でも、子どもたちにとっては「自分はできる!」と思える、大きな力になります。
NEXTの関わりと、ご家庭でできること
NEXTでは、以下のような、日々の関わりを通じてセルフエフィカシーを育てる機会を大切にしています。
- 点数ではなく取り組んだ姿勢や過程に注目して声をかける
- 「ちゃんと最後までやったね」「前よりも集中してたね」など、具体的に変化を伝える
- できたことを一緒に喜ぶ
ご家庭でもこのような関わりを、セルフエフィカシーを育てる関わりの参考にしてみてください。
最後に
セルフエフィカシーは、受験やテストだけでなく、将来社会に出てからも、自分の可能性を信じて前に進むための「心の土台」です。
NEXTでは、学力の向上だけでなく、「自分ならできる」と思える力を育てる塾でありたいと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!