はじめに
前回までで、一通りコーチングの技術面のお話は終わりました。今回からは実戦編ということで、保護者や教員がついつい使ってしまう言葉がけを改善するワークをしていきたいと思います。
これができれば、さらにコーチングスキルがアップします。コーチングの引き出しを増やしていきましょう。
「〜しなさい」を脱却する
ついつい子どもにかけてしまう「〜しなさい」という声かけ。コーチング的には、自分で決めるようにするべきというのは前述の通りです。では、どのようにすれば、「〜しなさい」という声かけを脱却し、効果的な声掛けができるのか、具体的にご紹介していきます。
- 〜しているね!
子どもの言動を実況中継して伝えてみましょう。
事実をそのまま伝えるフィードバックの1つですが、行動の承認にもなり、よい行動を引き出しやすくなります。 - 一緒にしよう!
Let’sのスタンスで関わることで、重たい腰をあげることができます。 - 試しにやってみよう!
行動のハードルを下げ、実行力を高めることができます。 - 〜すると、どうなるかな?
ゴールの先を考えることで、ワクワク感を引き出すことができます。 - あなたは〇〇できると思うよ!
できていることを承認し、できるという暗示をかけることで、行動を後押しします。
頑張ってを脱却する
わが子や友人を応援するとき、みなさんはどのように声をかけますか?
おそらく思い浮かんだのは「がんばって!」という表現ではないでしょうか?日本語では、人を応援する表現がそう多くありませんが、英語に目を向けるとたくさんの応援ワードがあります。
- Great!
- You are challenger!
- Nice try!
- Excellent!
- Wonderful!
- Good job!
- You can do it! Go for it!
コーチであれば、子どもの緊張をほぐし、力を引き出す応援ワードのレパートリーを増やしていきたいですよね!次のような声掛けも参考にしてみてください!
- 「楽しんでやろう!」
- 「力抜いていこう!」
- 「あなたならきっとできる!」
- 「成功したらどうする?」
- 「遠慮せず、思い切りやっておいで!」
- 「あとで、ヒーローインタビューするから!よろしくね!」
コーチ自らが宣言することも効果的です。
「私も〇〇にチャレンジする!だから、一緒にチャレンジしてみよう!」
一緒にやってみるという姿勢が、子どもの頑張りを引き出すことにつながります。
おわりに
今回は、行動を促したり、応援する声掛けであっても、いろいろなレパートリーがあることがわかりましたね。「〇〇しなさい!」という声かけが変わることで、行動が変わるかもしれません。
どの言葉が響くのかは、相手によって異なりますから、引き出しを充実させていきましょう。
次回は、振り返りの質を高める実戦ワークです!次回も頑張りましょう!