はじめに
いよいよ11回にわたったコーチング講座も今回で最終回です。今回も実戦編として、コーチングで自信を高める声掛けのレパートリーをご紹介したいと思います!
自信を高める
ここからご紹介するのは、相手に自信を持ってもらい、一歩踏み出す勇気を持ってもらうための声掛けです。
- 強みを伝える
「いま〇〇が上手にできていたよ!」
「〇〇があなたのよいところだよ!」
- 許可を出す
「自信がなくてもいいんだよ!」
「とりあえず、それでいいからやってごらん!」
- 成功体験を引き出す
「いままで自信がなくてもできたことってあるよね?」
- 「できる子」前提
「あなたはできる!」のように、相手はできる子だという前提で関わる - できることに目を向ける
「すでにできているものってあるよね。今日はできていることに注目してみようよ!」
立ち上がる力をつける
ここからは、うまくいかなかったとき、望む結果が得られなかったときに、再度仕切り直してチャレンジしてもらうための声掛けをご紹介します。
- 必要な過程であることを伝える
「順調に成長している証拠だよ」
- プラスイメージの刷り込み
「いつもできるのに、らしくないね」
「こんなもんじゃないよね」
- 課題を整理する
「〇〇以外はバッチリだよね!」
- 体験から得たものに着目する
「その体験に意味があるとしたら?」
- プラスに変える
「これからミラクルを起こそう!」
「ここからリベンジしよう!」
おわりに
ここまで11回の講座をご覧いただきありがとうございました。ここまで学んだあなたであれば、何が効果的で、何を避けるべきかご理解いただけたはずです。しかし、コーチングを実践していくと、わかっているけれどうまくできないとか、慣れてきて最初に気をつけていたことができなくなっているということがよくあります。ですから、これまでの講座は困ったときに何度でも読み返してみてください。
どんな状況であっても、必ず好転すると信じて、相手の味方でいてください。
一人でも多くの子どもたちが目標に到達できるよう、力を尽くしましょう。