夏の全体研修、学習塾業界・斜陽の時代に語ったこと。

みなさん、こんにちは。
NEXT代表の竹林です。

先週、7月19日(金)の授業終了後、夏の全体研修(サマーミーティング)を実施しました。
そこでの内容をここでご紹介したいと思います。

NEXTの業況

こうした研修は年に3回、実施しています。
都度、代表講話として私からお話する時間と、メンバーの努力をみんなで讃える表彰式、授業のレベルアップのための模擬授業・フィードバックの練習会を行います。

代表講話は、いつも業況からお話しています。
ありがたいことに、ご利用いただいているお客様の数(生徒数)は前年133%と増加。
創業以来、毎年前年超えを達成することができています。
学習塾業界・斜陽の時代にあって、大変ありがたい限りです。

でも、なぜ少子化にあって、私達のような小さい会社が勢いを増しているのでしょうか?

進むICT化。子どもたちのためか、会社のためか。

日本全国、どの産業でも人手不足が深刻化していますが、それは学習塾業界も例外ではありません。
学習塾では、大卒以上の学歴を要件とする一方、それに見合う給与を支払えていない事業者が多いのが現状です。

夜型の生活になりますから、離職率も高く、人の補充が追いつかない事業者が増えています。
(ちなみに、弊社は3年離職率0%と離職もなく、熱心に取り組んでくれるメンバーが揃っています!)

その結果、少ない講師で多くの生徒を教えられる形態を取るために、ICT機器が導入されていく現状…
それは、子どもたちのため…といいつつも、実態はなんとか現場を回すためだったりします。

弊社も一部ICT教材は導入していますが、海外現地講師との英会話などICT教材でしかできないことがある場合に限っていますし、さらに授業時間の半分以上は直接講師が指導する時間を取るという厳格なルールの元で利用しています。

消費者は賢い。

私がここで熱弁を振るわずとも、保護者の方はこうした現状を理解されているようです。いくつも体験授業に回った先に、弊社をお選びいただくことが多く、一部には「他はすべてタブレット学習や映像授業だった…」というお声もありました。

結果、「人が人を教える」ということを大切にしている私達の会社が自然と選ばれるようになってきました。もちろん、人手不足の時代に、ICTに過度に頼らず人で教えることを実現するために、指導方法以外にも会社の制度設計や採用政策など、いろいろな工夫をしていますが…。
それでも、多くの事業者が学習塾の価値の核となる部分を手放していっている現状が、私達の躍進につながっていると思います。

タブレット学習でも、私達の会社と変わらないか、それ以上の価格だったりするところも非常に多いのです。私達は、いまの指導システム、料金にも自信を持っています。

”本物が残る”と信じて。

学習塾業界は、少子化に加え、人手不足、私立高校の入学助成の強化や自己推薦入試の導入、一部学校の定期テストの廃止など、経営上マイナスに影響するであろうニュースがてんこ盛りです…。
ほとんどの会社が、労働条件など適法に運用しようと思うと、もう採算が合わないほどではないかと思います。

でも、私達はそんな中であえて、人が直接教えること、保護者の皆様との密なコミュニケーションを通じて子育ての伴走者となること、ホワイトで働きやすい会社をつくること…教育分野の一流企業づくりをしようと取り組んでいます。

物流が自動車中心になった時代でも、サラブレッドの血一滴がダイヤモンドよりも価値があるように、本物には価値があり、本物こそが残ると信じて。

これからも、本流をしっかり歩んでいこうと思います。

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