人が集まる会社へ│Trim tab

※本記事は社内向けの記事ですが、外部にも公開しております。

先日、ある経営者が次のように話していました。
これまでは、業績が悪い会社が潰れてきた

ところが、これからは、人を採れない会社が潰れていく

まさにその通りで、学習塾業界も採用に苦戦している会社ほどICT教材を積極的に取り入れて、人の役割をICT教材で補っています。その結果、せっかく学習塾が持っている「人が教える」という強みが失われているようでなりません。

最近では、大手の回転寿司チェーンが、休業日を作って話題になりました。

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働きやすい環境は人を集め、魅力的な会社をつくります。

学習塾業界も、人が集まる業界へ。

学習塾という業界は、大卒資格が条件になるにも関わらず、夜型の勤務体系や過酷な労働環境の会社が多く、お世辞にも人気のある業界とは言えません。

そんな中、2026年卒の新卒採用では、2名に内定出しを行い、大手を辞退してでも弊社に入社したいという方もいました。

さらには、多くの学習塾が講師採用に苦労している中、弊社は採用媒体を使用しなくても紹介だけで人が集まっているという状況は本当にありがたい限りです。

私も3児の父ですが、子どもたちと魅力的な人との接点を作ってあげたいと常日頃から考えています。だからこそ、社員満足度の低い会社では、そうした接点をつくることは難しいでしょう。社員満足度は、私達のサービスの品質そのものを左右すると考えています。

これまで取り組んできた、働きやすい環境づくりは、離職が多い業界にあってもほとんど離職者を出さずに安定したサービス提供につながっています。

また、そうした環境が評価されたことで、採用が厳しい時代に、しかもまだ小さい事業規模にも関わらず採用活動を成功させることにつながりました。

逆説的ですが、子どもたちや保護者の皆様によいサービスを提供するために、よそから見ても働きたいと思っていただける会社づくりがいままで以上に必要になるはずです。
ぜひ、各部門の責任者は、自身の責任の範囲で働きやすい環境、成長できる環境づくりに努めていただえければと思います。

働きやすい職場環境づくり、そして成長できる職場環境づくりのために、1つ上のポジションを疑似体験するということが役立ちます。

なぜ、あの上司・責任者・リーダー・先輩はそう考えるのだろう？どうしてそう判断するのだろう？
と1つ上の目線から物事を見ること、そしてその役割になったつもりで取り組むことは大きな成長機会につながります。

私も、人に任せることが苦手で、これまで多くを背負いすぎていたなと反省しています。

しかし、今年度から、メンバーで分業する体制に変わり、いままでそれぞれの成長機会を奪ってしまっていたかも…と思うようになりました。

ぜひ、みなさんも、自分でやることはもちろんですが、メンバーに任せるということを意識してみてください。そうすることで、それぞれが自然と1つ上の目線を得ることができるはずです。

私たちには、すでに大手に負けないサービスのクオリティとコスト競争力、そして人の力があります。

みんなでもっといい会社、もっといい塾をつくりましょう！

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