※本記事は社内向けの記事ですが、外部にも公開しております。
すでにご存知の方もいらっしゃると思うのですが、私は元々大手学校法人で教職員をしていました。
たった4年間でしたが、合計で6クラスの担任と、3クラスの副担任、OJT指導者、生徒募集の責任者までさせていただき、本当に濃密なサラリーマン生活でした。
※誤解のないように…何か問題を起こしたり処分されて退職したわけではありません(笑)
今回は、私のサラリーマン生活、新人〜退職直前まで意識していたことが皆さんのお役にも立てるのではないか?と思ったので、ご紹介したいと思います。
スピード
とにかくスピードは正義です。100点で期限ギリギリよりは、80点でも1番早く仕上げることが大切です。
そもそも、仕事に100点はなく、状況に合わせながら修正していくことがほとんど。
だからこそ、スピードが大切です。期限に間に合えばいいという感覚は捨て、誰よりも早く提出することを目指して仕事をするとスピード感がついていきますし、周りからも仕事が早い人という評価になります。
評価は、自分に寄ってくる仕事の内容を左右するので、自分にしかできない仕事をしたいと思えば、そうした仕事の仕方をしなければなりません。
普段から〆切ギリギリに提出している…という人は、社会人になってからでは期限を守っていたとしてもあまり評価されません。
経営者意識
私は大学卒業後、独立起業することを目標に仕事をしていました。だからこそ、どの仕事も「自分が経営者だったらどうするのか?」という経営者マインドを未熟ながらも持ちながら仕事をすることができたと思います。
もし、当時の自分が、独立することを想定せずに仕事をしていたら、ここまで成長はできなかったのではないか?と思います。
よく言われることですが、上司になったつもりで考えることで、上司の視点に気づくことができたり、より高い次元で物事を考えられます。そういった意味でも、経営者意識を持つことは、結果への意識が高まったり、難しい判断を下すときの参考になるはずです。
いまから自分がここの責任者だったらどうするか?と考え、行動してみましょう。
頼まれごとは試されごと
こちらもよく言われることですが、頼まれたものは試されているという意識が大切です。
誤字脱字が多ければ、この人には正確性を要する仕事は頼まないようにしよう…とか
スピード感がなければ、いまこの人に任せるのは難しいかな…となるでしょう。
もっと言えば、頼まれていないものも試されごとです。
職場の眼の前に広がる風景1つ1つに、できることが広がっています。ゴミが落ちていれば拾う、乱雑になっているものがあれば整理整頓する、汚れていれば掃除する、コピー用紙が切れていれば補充する…
別に「自分でなくても」できることがたくさんあると思います。それは俺の仕事じゃないし…と無視をするのも簡単です。
でも、頼んでいないことにも気が回るということは、頼んだことができる以上に希少性や価値があるものです。
多くの責任あるポジションの人たちは、言われたこと以上を発揮できるからそうしたポジションにあるはずです。
同じ1日の仕事でも、改善点を意識したり、成長に向けてチャレンジしながら取り組むのと、消化試合のように過ごすのとでは、全く違うものになります。
ぜひ、みなさんも1日1日の仕事をただこなすのではなく、ストレッチゾーンで仕事をできているか振り返ってみてください。