【太平中学校・中1】2022年度学年末テストを徹底分析!出題傾向と対策

NEXT札幌太平キャンパス、キャンパスマネージャーの竹林です。
今日は、札幌市立太平中学校、1年生の定期テスト分析をご紹介したいと思います!
2022年度の学年末テストを徹底分析!これを活かして、2023年度の学年末テストで高得点をゲットしましょう!

国語

【総評】

教科書本文からそのままの出題が多いため、本文のストーリーや構成を覚えておく程度には事前に読み込む必要があります。歴史的仮名遣いと現代仮名遣い、返り点のルールはしっかり覚えておきましょう。漢字の書き取り・読みはサービス問題!しっかり準備してテストに臨もう!

【詳細分析】

大問1 竹取物語(小問数5/難易度★★)
竹取物語の本文についての出題でした。
本文の理解度が正答率の差になったと考えられます。本文がどのようなストーリーだったのか、本文をしっかり理解しておきましょう。どんな文でも歴史的仮名遣いから現代仮名遣いに直せるように練習が必要です。
板書ノートの確認と学校ワークの反復が効果的です。

大問2 故事成語「矛盾」(小問数6/難易度★)
故事成語の書き下し文を作る問題です。返り点のルールの理解が不可欠。返り点は必ずできるようにしていきましょう。訳を理解していれば、簡単にできる問題でした。

大問3 「不便」の価値を見直す(小問数6/難易度★)

大問4 少年の日の思い出(小問数5/難易度★)
大問3と4は教科書本文からの出題です。設問と同じ内容を表す本文箇所を見つけ、その直前や直後に答えがあることがほとんどでした。それほど難易度は高くありません。ワークで該当箇所の問題に触れておくことが大切です。

大問5 文法・漢字(小問数25/難易度★★)

中学生の多くが苦手とする文法の問題と漢字の出題でした。文法は文法用語も数多く登場し、堅苦しい定義に苦戦する人も多いですが、実はそれほど難しいことではありません。覚え方をマスターすれば簡単!ということもあるので、教科書そのままを理解する前に、学校や塾で紹介された覚え方を実践してみましょう。
テスト範囲の漢字はしっかり練習して、できるようにしておきましょうね!

数学

【総評】

数学はとにかく問題数が多く、通常のスピードで解いていると時間が足りなくなるはずです。事前のテスト勉強のときには、正確に問題を解くことはもちろん、スピードを意識して問題を解く練習が必要です。テスト範囲内でバラエティに富む出題傾向のため、教科書の隅々までしっかりできるようにしておかなければならないテストです。様々な問題に触れ、どんな問題にも対応できるように入念な準備が必要です。

【詳細分析】

大問1 知識問題(小問数12/難易度★)

用語の理解を問う問題が出題されていました。数学の用語は、覚えていないと設問の意味が理解できなかったり、問題を解き進められないものですが、ついつい感覚で覚えてしまっている人もいるのではないでしょうか?
テスト範囲の語句はしっかり確認しておきましょう。

大問2 空間図形の線の関係(小問数3/難易度★★)

並行・垂直・ねじれの関係についての問題です。「ねじれの関係」の問題は、先に平行・垂直な線に◯をつけるのがコツ!◯がついていないものが「ねじれの関係」です!

大問3 正多面体(小問数2/難易度★)

正多面体の特徴に関する問題でした。正多面体は、正四面体・正六面体・正八面体・正十二面体・正二十面体の5つだけ。それぞれの形をイメージでき、構成する面の形にも目を通しておきましょう。

大問4 正多角柱の表面積・体積(小問数2/難易度★)

立体の表面積・体積を求める問題でした。公式を理解した上で、正しく計算できる必要があります。それほど難しい問題ではないですが、公式を覚えた上でちゃんと答えを導き出せるまで練習することが大切です。

大問5 円周・円の面積(小問数2/難易度★)

円周や円の面積を求める公式を文字で表す問題でした。公式は覚えておかないと話になりません。範囲の公式は覚えていて当たり前、計算できて当たり前です。

大問6 作図(小問数4/難易度★)
中学校で習う作図は垂線・垂直二等分線・角の二等分線の3つです。難しい問題も、結局はこのいずれかの組み合わせでできています。それぞれの作図の方法はもちろんですが、作図した線にどのような特徴があるのかを理解することで、より難しい問題にも対応できるようになります。いろいろな問題に触れて練習しましょう!

大問7 回転体(小問数2/難易度★★)

回転体の見取り図を書く問題です。見取り図はあまり出題機会も多くないので見逃しがちですが、書き方を確認しておくことが必要です。

大問8 正多角錐の表面積(小問数1/難易度★★)

正四角錐の表面積を求める問題です。表面積の求め方を確認しておきましょう!

大問9 空間図形の線の関係(小問数1/難易度★★★)

展開図から組み立て後の図形を想像し、ねじれの位置を答える問題です。空間のイメージ力が試されます。図を書き起こしてみるなどして、丁寧に解くことが必要です。

大問10 円の性質(小問数3/難易度★★)

三角形の高さを示す線分の作図と三角形の各頂点を通る円、接線の作図をする問題です。高さ=垂直なので、垂直をつくる垂線もしくは垂直二等分線の作図が必要になります。また、三角形の各頂点を通る円では、中心はそれぞれの頂点から等距離になることを使えばよいので、垂直二等分線が使えそうです。このようにそれぞれの作図の特徴を理解して置くことが役立ちます。大問6の発展形の問題でした。

大問11 円柱の底面積・表面積(小問数2/難易度★)

円柱の底面積・表面積を求める問題です。大問4と同様に、公式の理解とそれを使いこなせる計算力が必要です。それほど難しい問題ではありません。

大問12 空間図形の線の関係(小問数6/難易度★★★★)

展開図から組み立て後の図形を想像し、ねじれの位置を答える問題です。大問9と同じような問題ですが、より難しい問題でした。

大問13 回転体(小問数2/難易度★★)

回転体の見取り図を書く問題です。大問7と同様に、見取り図の書き方の練習をしておくことが大切です。

大問14 多角錐の表面積(小問数1/難易度★★★★)

四角錐の表面積を求める問題でした。側面の面積を簡単には求めることができない問題だったため、多くの生徒さんが苦戦したのではないでしょうか。

大問15 三角形の面積が等しい条件(小問数1/難易度★)

大問16 三角形の面積が等しい条件(小問数1/難易度★)

三角形の面積が等しい条件を式で表す問題でした。それほど難しくないのですが、文字式の使い方がまだ定着していない人は、文字式の単元まで戻って練習が必要な問題です。

大問17 作図(小問数3/難易度★★★)

点対称や円、二等辺三角形の作図の問題でした。こちらは、他の作図問題よりもさらに難しい作図の問題でした。様々な作図の問題に触れておかないと、得点するのは難しいです。

英語

【総評】

リスニングはなんと28点分!もう無視できない配点ですよね…英語の聞き取り問題は、普段の授業で発音をしっかり覚えているかが重要です。リスニングは聞き取れていない以前に、発音を理解していなかったり、そもそもその単語を理解していないことに原因があることが多いので、単語の発音をしっかりチェックしましょう。

また最近の傾向として英作文が多く出題される傾向にあるため、英作文の問題にもたくさんチャレンジし、塾や学校の先生のチェックを受けながら英作文力をつけていく必要があります。

【詳細分析】

大問1 リスニング(小問数4/難易度★)

大問2 リスニング(小問数4/難易度★)

大問3 リスニング(小問数4/難易度★★)

大問4 リスニング(小問数4/難易度★)

リスニングは動詞の聞き分けをして、合っているイラストを選ぶようにしましょう。対話や道案内、スピーチの聞き取りの問題も出題されていますので、道案内や発表でよく使われる英語表現を確認しておきましょう。

大問5 熟語の完成(小問数4/難易度★)

英熟語を作る問題です。テスト範囲の英熟語は狙われやすいので、一通りチェックし、書けるように練習しておきましょう!

大問6 対話文の完成(小問数4/難易度★)

対話形式の文章を読み取り、空欄を埋める問題です。

単語や文章の意味が理解できないと解くことができないので、疑問詞の意味や英語の質問・応答の文を確認しておきましょう。

大問7 語順整序(小問数4/難易度★)

語順整序の問題です。疑問文のルール、副詞の位置、場所・時間を表す語句の位置を確認しておきましょう。

大問8 書き換え(小問数4/難易度★)

条件に沿うように英文を書き換える問題です。現在進行形への書き換えと、疑問文への書き換えが出題されていました。疑問文・否定文の作文の方法をパターン別にしっかり定着させておきましょう。

大問9 対話文(小問数6/難易度★★★)

対話文を読んで、質問に答える形式の問題でした。

他と比べて英文の難易度が高く、苦戦する問題でした。

大問10 スピーチ原稿の穴埋め・英作文(小問数4/難易度★★)
スピーチ原稿の穴埋めをする問題です。語群からの選択と、自分の立場で英作文する問題が出題されています。

大問11 長文(小問数5/難易度★★★)

ウェブサイトに見立てた英文を読んで質問に答える問題でした。英語で聞かれて英語で答える、いわゆる「英文英答」の問題が多く、答えるのに苦戦する方も多いはず。英語の質問にどのように答えたらよいか、できるまで様々なパターンを練習しましょう。

おわりに

テストの分析を行った結果、ほとんどの問題がNEXTで採用している教材でカバーできていました。様々な問題パターンに触れることももちろん大切ですが、NEXT生のみなさんはお渡ししている教材を何度も自力で解けるようになるまで周回することが高得点の近道です!

NEXTでは、各学校・各学年の定期テスト分析をこのようにしっかり行い、次回の定期テストに向けて日々の指導に活かしています。ここで紹介していない学校・学年・教科については、NEXTのキャンパス内に掲示していますので、NEXTに通塾していない方もお気軽にお越しください!

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