NEXTでは、9月から小学部のパワーアップに向けて様々な検討を行ってきました。
その1つが、小学部・新コンセプトの検討です。
これまで、小学部では「多算多読」というコンセプトのもと、たくさん計算して計算力をつける、たくさん活字を読んで、読み書きの力をつけるということを大切にしてきました。
しかし、小学生から塾に通うというメリットを、さらに感じていただけるようにするために、よりコンセプトをブラッシュアップしようということになりました。
そして決まった新コンセプトが「一生モノの確かな基礎力」というコンセプトです。
国語
国語では、①速く正確に文章を読み理解する力、②自分の考えを正しく表現する力、の2つを伸ばすことに焦点を当てて、カリキュラムを作成しました。
近年、大学入試・高校入試ともに、長文化が進み、大量の文章を素早く正確に理解する力がより一層求められるようになりました。
また、入試に限らず、普段の勉強や仕事の場面でも、文章を素早く正確に読むことは効率に大きく影響します。
例えば、1時間勉強していて、1ページしか進められない人、5ページ進められる人がいるように、人によって勉強効率・作業効率はまちまちです。
このスピードの差を毎日積み上げていくと、それは大きな差になりますよね。
そこで、NEXT小学部では、素早く正確に読む力を高め、勉強の効率にプラスの影響を与えることを目指していきます。
小学校卒業までに、速読解力検定5級の合格と小学校6年分の学習を修了することを目指します。
速読解力検定は、大人の平均的な読書速度で6級という検定です。5級を取得することで、日頃の学習効率の高まりを実感できるとされていますから、NEXT小学部では小学校卒業までに大人よりも素早く、正確に文章を読める力の獲得を目指します!
算数
算数では、①速く正確に計算する力、②筋道を立てて考える力、の2つを伸ばすことに焦点を当てて、カリキュラムを作成しました。
中学校の勉強では、数学はもちろん、理科や社会でも式を立てて計算する必要があります。
理科は多くの分野で計算問題が必須ですし、社会では人口密度や時差、縮尺の問題でも計算問題が頻出です。
ですから、素早く正確に計算できる力は科目を横断して役立つ力と言えます。
中学に進級すると、それまで算数が得意だった!という人でも数学に苦戦するものです。
特に中学数学の入口では、たくさんの計算ルールが登場し、覚えるまで時間がかかる場合がほとんど。
しかし、学校では小学校のように時間をたくさん取ってはくれないし、部活動も始まって勉強時間も小学校時代より短くなってしまった…というケースもあります。
小学校よりも難しい内容を学習するのに、それにかけられる時間は短くなってしまうんです。
そこで、NEXT小学部では、小学校卒業までに小学校6年分の学習を終えることはもちろん、中学校の1回目の定期テスト範囲まで先取り学習をすることを目指します。
これなら、難しい中学数学にもじっくり時間を取れるので、中学のスタートも安心です!
英語
英語では、①小学英単語700語の習得、②英文法・英語知識の先取り、の2つに焦点を当てて、カリキュラムを作成しました。
英語教育は、国際化の影響を受けていままでで最も難しいものに変わっています。
これまで受験英語と揶揄されたような文法偏重の問題から、リスニングやリーディングに重きをおいた新しい英語教育に変わり、付け焼き刃的な学習では点数が取れない、本物の英語力を試す入試や定期テストに変わりつつあります。
以前の指導要領では、教科書本文を暗記すればある程度定期テストで点数を取ることができましたが、現行の指導要領下では、定期テストに教科書にないオリジナルの長文問題が登場したり、リスニングや英作文のボリュームが増えたり…と、得点しにくくなっています。
小学校での英語教育は、まだ学校によって温度差があり、学習のレベルも様々。
あまり小学校時代に英語を勉強できていないと、中学英語はこれまでと比較にならないスピード感と難しさで進んでいきますから、苦戦してしまいます。
そこで、NEXT小学部では、小学校卒業までに小学校6年分の学習を終えることはもちろん、英検5級の取得を目指します。
英検5級は中学1年生修了相当ですから、これなら余裕を持って学習を進めることができますね!
まとめ
新しい小学部では、小学校から塾に通う価値をより高めたいという強い想いが込められています。
多くの方が、中学校の難しくなる学習内容で苦戦してしまいますが、NEXTでは学校の学習はもちろん、そのレベルからちょっと背伸びの勉強をすることで、中学校の勉強でも困らない確かな基礎力を身につけることを目指します!
早速、先行的に準備ができたものから取り組みをスタートする予定です!
ぜひこれからのNEXT小学部にご期待ください!